石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

SiriとAlexaが結婚? 動画が波紋呼ぶ

Echo Plus (エコープラス) 第2世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール

AppleとAmazonの音声アシスタント、SiriとAlexaが結婚したとする動画が話題を呼んでいます。ご丁寧にSiri&Alexa名義のソーシャルメディアのアカウントまでできていて、背後にいるのはミュンヘンの広告会社みたい。

詳細は以下。

www.gaystarnews.com

動画はこちら。(音声は英語で、英語字幕付きです)

ふたりの結婚式の映像は、以下のInstagramとFacebookでも見ることができます。なおInstagramのプロフィールによると、式は2019年4月2日だった模様。

動画を見る限り、どう見てもSiriの機械的反応(『わたしのことを〇〇と呼んで』と言われると『これからは〇〇とお呼びしますよ。よろしいですか?』と答えるとか)を利用したジョーク動画にしか見えないんだけど、Alexaの方の喋りはどうやったんだろうと思ったら、これには「The Pride Skill」というAlexaスキル(追加拡張機能)が使われているのだそうです。「The Pride Skill」を開発したのは、ミュンヘンの広告会社グループ Serviceplan Group系列の、Plan.Net Innovation Studioというところ。そしてAmazon.comの説明によれば、このスキルにはウィーンで開催されるユーロプライド2019に向け、ゲイのための結婚式場やパーティー会場を教えてくれるという機能が搭載されているとのこと。つまりは全部が「ユーロプライドでウイーンに来るみなさん、このAlexaスキルを使ってね」という広告だってことですね。

個人的には「少なくともSiriには性別はなかったはずでは」とか「何も無生物までロマンティック・ラヴに巻き込まんでも……」と思わんでもないのですが、聞き覚えのあるSiriの受け答えの部分が面白すぎてつい笑ってしまったのも確か。広告屋さんもいろいろと考えるもんですねえ。