石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

「プライド月間を祝うというのは……」Indya MooreがTwitterで名言

Happy Pride: Wide Ruled Composition Notebook : Paperback Cover

先日「ELLE」誌の表紙をかざったトランスジェンダーでノンバイナリーの米俳優、Indya Mooreが、プライド月間についてとてもいいことをツイートしています。

詳細は以下。

www.gaystarnews.com

上記リンク先で紹介されているIndyaのツイートのうち、ふたつだけ選んで訳してみました。

訳:

このプライド月間に、さまざまなブランドに「LGBTQの人々をプライド月間中だけでなく、今年のプライド月間が終わった後も雇用する」と発表してほしいと思います。レプリゼンテーションが年に一度のものや、祝日や、マーケティング戦略であってはなりません。それはいつであれ人を雇うときの、あたりまえの、標準的な手続きであるべきです。

This pride month, I want brands to acknowledge & hire LGBTQ people not just on pride month but after this pride month. Representation shouldn't be an annual even, holiday or a marketing strategy. It Should be a normalized & regular protocol whenever it's time to hire.

訳:

プライド月間を祝うというのはクィアに何か与えるということであって、クィアに何かを売りつけるということではありません。クィアやトランスの人々が買うようにとレインボーをつけた商品を作るのは、プライド月間を祝うということではありません。

Celebrating Pride month is giving to queer not selling to queer. Creating products with rainbows on it for queer and trans people to buy isn't celebrating pride month.

あと、Gay Star Newsでは紹介されてなかったこれも好き。

訳:

わたしたちが受けている抑圧は、季節限定じゃありません

Our Opression isn't seasonal

何から何までその通り。最近日本で「6月はLGBTプライド月間というらしい」と、この時期に合わせてレインボーカラーの商品を出し始めた企業の皆さん、聞いてる? あなたがたがプライド月間の意味を本当にわかってやってるのか、それとも「ハロウィーンだからカボチャグッズを売ろう」ぐらいのノリで適当にピンクマネーを吸い上げて終わりにするつもりなのか、見てますよこっちは。