石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

ビリー・ポーター、新『シンデレラ』映画で妖精の教母様役か

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ソニー・ピクチャーズが製作する映画『シンデレラ』で、ビリー・ポーター(Billy Porter)が妖精の教母様を演じる可能性があると報じられています。

詳細は以下。

www.pride.com

この映画は俳優でコメディアンのジェイムズ・コーデン(James Corden)の企画のもと、カミラ・カベロ(Camila Cabello)主演で制作され、2021年2月5日に公開される予定となっています。監督は『ピッチ・パーフェクト』の脚本家で、『ブロッカーズ』監督のケイ・キャノン(Kay Cannon)。で、これにビリー・ポーターが妖精の教母様役で、そしてイディナ・メンゼル(Idina Menzel)が意地悪な継母役で出演するかもしれないという話が出てるんだそうです。

実現するならぜひ見たいな、それは。ビリー・ポーター好きだし、Prideによる以下の指摘も一理あると思いますし。

シンデレラに舞踏会に行ってプリンス・チャーミングに会うための装いをさせるマジカルな人物をゲイ男性にやらせるというのは、ぶかっこうな青いスモックを着たおばあさんにそのキャラをやらせるより道理にかなってる。

having the magical human that styles Cindy for the ball and gets her ready to meet her Prince Charming played by a gay man really makes so much more sense than having the character played by an elderly woman in a shapeless blue frock.

とは言え、これって相当うまくやらないとただの「マジカル・クィア」(『ゲイは異性愛者の主人公にアドバイスをするためにだけ存在する便利な小道具』みたいなステレオタイプ*1*2)路線になってしまう可能性も大なので、その意味では大変かもしれないとも思いますけど。そういう陳腐さのない切り口でビリー・ポーターの魅力を活かせるのなら、ぜひやってほしいです。