石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

プライド・フラッグ放火犯に懲役15年 米アイオワ州

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米国アイオワ州の教会に掲げられていたプライド・フラッグに火をつけ、教会をも燃やすと脅した男に、懲役15年の刑が言い渡されました。

詳細は以下。

elclosetlgbt.com

El Closet LGBTによればこの男、アドルフォ・マルティネス(Adolfo Martinez)は2019年6月、同州のAmes United Church of Christ教会に飾られていた旗をはぎ取って火をつけ、教会にも火をつけると言って脅したのだそうです。会衆の通報により逮捕されたマルティネスは、同性愛を理由にこの教会の人々を狙ったと認め、自分のしたことを「名誉」「主からの祝福」などと称しているとのこと。

マルティネスは結局、ヘイトクライムとしての放火で15年、爆発物または火の危険な使用で1年、ハラスメント行為で30日の刑となったとの由。レインボーフラッグが燃やされる事件は全米で起こってますが(例1例2例3)、犯人がちゃんと捕まってこれだけの刑が言い渡された例を初めて見た気がします。まあマルティネスはまったく反省していないみたいだし(そもそも捕まるとわかった上で意図的にやったと言っているようです)、弁護士費用をかけなかった結果この刑期になっただけなのかもしれませんが、個人的には「捕まるんだ! しかも、コミュニティサービスとかでお茶を濁されて終わり』とかじゃないんだ!」と驚いてしまいましたよ。