石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

Netflix、『サイテー! ハイスクール』打ち切りの理由を明かす

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Netflixのヴァイスプレジデント、シンディ・ホーランド(Cindy Holland)氏が、ドラマ『サイテー! ハイスクール』の打ち切りの理由を明かしています。簡単に言うと、第1話を最後まで見ずにやめた人が多かったからなんだそうです。そういう基準で決まっていたとは!

詳細は以下。

The Netflix Binge Factory

上記リンク先のホーランド氏の説明によると、『サイテー! ハイスクール』がシーズン1で打ち切りとなった理由は主に以下ふたつであるようです。

  • コアな視聴者以外にアピールしなかった
  • 視聴者数が少なかっただけでなく、第1話を最後まで見た人の数が平均以下だった

ちなみにNetflixにとっては、視聴者数が少ないのもよくないことだけれど、離脱率が多い(ひとつのエピソードの途中でやめて続きを二度と見ない、数話だけ見てシーズンの残りを見ないなど)というのはそれと同じかもっと悪いことなんだそうです。Netflixの最高コンテンツ責任者テッド・サランドス(Ted Sarandos)氏は、同社が視聴者の行動のどんな点を重視しているかについて、以下のように説明しているとのこと。

  • 必ずしも重視されてはいないこと
    • 配信開始後数日以内に視聴者がシーズン全部をビンジウォッチングするかどうか
  • 重視されること
    • 配信開始後4週間以内にどれだけの人がシーズンを最後まで見たか
    • その番組がNetflixに加入するきっかけになっているかどうか

ただしデータだけですべてが決まるわけではなく、『ワンデイ 家族のうた』のようにラテン系、LGBT、女性など5~6種の異なるグループに強く好まれるという「ユニークな価値」があるということで継続が決まったケースもあるとのこと。なるほどねえ。『サイテー! ハイスクール』は、どちらかというとコアな支持層が性的少数者に一極集中していそうだし、その点でも不利だったのかも。思えば『Sense8』がS2で打ち切られたのも、S1E1がややこしすぎてそこでやめた人が多かったとか、LGBT+には支持されてもそれ以外の受けがいまいちだったとかいうことだったのかも。とりあえず今後、好きな番組を応援するには、少なくとも(1)第1話の途中で離脱しない、(2)配信開始後4週間以内にシーズンを完走する、の2点を心掛けねばと思いました。