ドラマCD ヤングガン・カルナバル VOL.1~ハイスクール・ヴァーティゴ~
- アーティスト: イメージ・アルバム,柚木涼香,松来未祐,小山力也,代永翼,伊藤静,杉山紀彰,保志総一朗,羽多野渉,平田広明
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2007/10/24
- メディア: CD
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ドラマCD第一弾。よかったです!
高校生の殺し屋「ヤングガン」たちが活躍する痛快バイオレンスアクション百合(※主人公のひとりがレズビアン)小説『ヤングガン・カルナバル』のドラマCD第一弾。とてもよかったです!
弓華とカノコの絡みがドキドキもんです
へ、下手なエロゲよりよっぽどエロいわこれ。「ひー!」とか「うわあああああ!」とか叫び悶えながら聴きました。特に弓華役の柚木涼香さんの口調がえちいんですよもう。なんだかんだいってふたりはラブラブで、もう既にいろんなことをしちゃってるカップルですよーというのがしっかり伝わってくる喋り方なんですよね。うはー。「そうか、この声と口調で『この体を、カノコの好きにしていいんだよ』(『ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた』p29)とか言ってたのか弓華はー!!」とか、いろんな方向に妄想が弾けまくってしまって大変でした。
ストーリーに過不足なし
これだけ登場人物が多いのにごちゃごちゃした感じが全くしないのはすごいなと思いました。もちろん声優さんたちの名演技もありますけど、お話にいらん贅肉がなく、シンプルなわかりやすい筋立てになっていることが大きいと思います。これならヤングガン未読の人が聴いても問題なく楽しめるんじゃないでしょうか。
効果音やキャスティングもいいよ
銃器の音は銃声から分解掃除の音まで全て実銃のものを使用したとのことで、迫力満点。さらに、カランビットで血がほとばしる音とか、薬莢が地面に落ちる金属音なんかも怖いほどの迫力がありました。アクションシーン以外の、たとえばライターでタバコに火をつける音なんてのもとてもリアルでよかったです。
また、キャスティングに関しては、塵八の生真面目でちょっと不器用そうな声とか、虚先生のねっとりした声とか、毒島の憎々しげな口調とか、「よくもまあここまで」と思うぐらい原作のイメージに合ってました。他のキャラもみんな、いかにもそのキャラな声と喋り方で、深く納得いたしました。
余談
今レンタルビデオ屋の会員カード持ってないのに、無性に「燃えよデブゴン」が見たくなっちゃったじゃないですか。どうしてくれるんですか「将たん」(←聴けばわかる)。
まとめ
ドキドキしたり手に汗握ったりニヤリとさせられたりと、原作ファンとしてもたいへん楽しめる1枚でした。12月に出るVOL.2も楽しみです。
補足
参考までに以下にキャスト一覧(敬称略)を挙げておきます。
- 木暮塵八:保志聡一朗
- 鉄美弓華:柚木涼香
- 白猫:伊藤静
- 椿虚:杉山紀彰
- 毒島将成:小山力也
- 公魚一登:代永翼
- 平等院将一:羽多野渉
- 根津由美子:能登麻美子
- 根津香埜子:松来未祐
- 増田京治:平田広明
- 志波菖蒲:生天目仁美
- 矢沢:斉藤次郎
- 熊田:永野善一