石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

米国市民をパートナーに持つフィリピン系レズビアンマザー、強制送還の危機に直面

アメリカ フィリピン系移民のレズビアンマザー、強制送還の可能性 - ゲイジャパンニュース

タンさんは2004年にメルカドさんとサンフランシスコ市で結婚。当時、同市は同性カップルに対して独自に婚姻を認め結婚証明書を発行していたが、後にカリフォルニア州最高裁が市当局の行為は権限を逸脱したものだとしてこれらをすべて無効とする判決を下した。それにより、タンさんとメルカドさんの結婚も効力を失った。(関連記事

しかし、仮に2人の結婚が今でも有効だったとしても、連邦法の婚姻防衛法(Defense of Marriage Act)により、同性カップルであるという理由で、メルカドさんがタンさんの移住申請に当たって身元保証人なることはできない。

やっぱり同性婚だけじゃダメなんだなあ、としみじみ。現在異性カップルだけがウフフアハハと享受している(本人たちにはその自覚がなくても、です)権利と機会が等しく与えられるんでなきゃ、形だけ結婚できたって何の意味もないわ。てなわけで早くUniting American Families Act(UAFA)(『アメリカ国民またはアメリカに永住権を持つ人の恒久的なパートナーには、永住権を与える』とする法案。参考:Uniting American Families Act - Wikipedia, the free encyclopedia)が議会で可決されるといいですね。