WNBA選手でオープンリー・レズビアンのブリトニー・グライナー選手が、2014年4月5日、米テキサス州フェニックスでおこなわれたプライド・パレードのグランド・マーシャルをつとめました。恋人とのラブラブ写真がかわいいよ!
詳細は以下。
ブリトニー・グライナー選手はテキサス州ヒューストン出身。大学女子バスケのスターで、2013年にドラフト1位でフェニックス・マーキュリー入団が決まったのち、同性愛者であることを公表しました。それまでも別に隠してはいなかったそうなんですけどね。今回のプライド・パレードには恋人とともに参加し、Fox 10のインタビューで次のように話しています。
とても気分がいいです。とうとう本当の自分でいられて、人を助けることができて、他の人たちのカミングアウトの力になれて、その人たちに『ええ、つらいときを乗り切るのは大変だけど、大丈夫ですよ。わたしがその生きた例であり、証拠です』と示せるんですから。
"It's just been so good because I'm finally being true to myself, being able to help out, help the other people that are struggling with coming out and you know, showing them that yes, it's tough we went through a tought time, but you can make it. I'm living example and proof,"
グライナー選手はつい最近、『In My Skin: My Life On and Off the Basketball Court』というメモワールを出版したばかり。その中で彼女は、自分が受けた排除やいじめの話をしています。背が高いというだけでいじめやからかいの標的になり、高校時代には彼女が同性愛者だと知った父親から6週間家を追い出されたこともあるそうです。だからこそ、上記のような発言が出てくるのだと思います。
プライド・パレードでの写真その1。彼女さんとのツーショット。
プライド・パレードでの写真その2。フェニックスのスタントン市長とその息子、トレヴァーくんと。トレヴァーくんが着ているのは、グライナー選手のレプリカユニフォームです。
参考までに、バスケ中のグライナー選手の写真も載せてみましょうか。こんなスーパープレイをする人です。
Fly Swift Kid Brittney Griner taking off in China #FlySwift pic.twitter.com/lrMqw3vK1G
— FLY SWIFT (@DamionMcKinney) 2014, 2月 15
こんなすごい人でもいじめに遭っていただなんて、いじめってやつは本当に根が深いわ。
『In My Skin: My Life On and Off the Basketball Court』は既に購入済みなので、読み終わり次第「書籍」カテゴリで感想をupしようと思ってます。気長にお待ちください。
In My Skin: My Life On and Off the Basketball Court
- 作者: Brittney Griner,Sue Hovey
- 出版社/メーカー: It Books
- 発売日: 2014/04/08
- メディア: ハードカバー
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