「米国コロラド州のケーキ店、同性カップルのウエディングケーキ注文を拒否 - みやきち日記」の続報。同州の人権委員会が、ベーカリーが客の性的指向を理由にウエディングケーキの注文を断るのは公民権法違反と判断しました。ケーキ店側は不服な模様。
詳細は以下。
Colorado Baker Now Has to Make Wedding Cakes for Gay Couples - The Wire
このお店「マスターピース・ケーキ店」(Masterpiece Cake Shop)は、2012年にデイヴ・マリン(Dave Mullin)さんとチャーリー・クレイグ(Charlie Craig)さんという男性同士のカップルからのウエディングケーキの注文を断り、差別であるとして訴えられていました。2013年12月、民事裁判で、このケーキ店のしたことは公民権法違反であるとの判決が出ています。そして2014年5月30日、人権委員会の7名の委員も裁判所の判断を支持。今後コロラド州では、ベーカリーが同性カップルへのウエディングケーキ販売を拒否することは違法となります。
なお、「マスターピース・ケーキ店」の店主ジャック・フィリップス(Jack Phillips)氏はこの判決を不服とし、ゲイにウエディングケーキを売るぐらいなら店を閉めた方がましだと言っている模様。閉めればいいのに。差別しないとやっていけないようなビジネスなんて、潰れても差別者以外誰も困んないよ。