米食品会社のブランド、ベティ・クロッカーが、去年に続き2014年もミネアポリス・プライドのスポンサーを務めると発表しました。6月28日のプライド・イベント中に同市のローリング公園で同性婚するカップルに、ウエディングケーキも寄付するそうです。
詳細は以下。
Betty Crocker Sponsors Twin Cities Festival, Donates Wedding Cakes
ベティ・クロッカーは大手食品会社ゼネラル・ミルズの老舗ブランドのひとつで、レシピ本やケーキミックスなどで有名です。2013年にミネソタ州で同性婚が法制化された際にも、市庁舎で結婚した同性カップルたちに無料でウエディングケーキを提供していました。2014年のミネアポリス・プライド(ツイン・シティーズ・プライド)にあたっては、ケーキの提供のみならず、「#HomemakerPride」というハッシュタグでプライド参加者にとって「家庭(ホーム)」とは何かを表明してもらうというキャンペーンも開始。まだ始まったばかりのようですが、既にいくつかツイートが寄せられている模様。
↓「家庭は家族でできている。血が繋がっているかどうかは関係ないのが、愛というものだ」
Home is made of your family. No matter if they are blood family is love. #Homemakerpride
— Lizzie Narlock (@Countrygirl1133) 2014, 6月 23
↓「家庭とは裸になれる場所のこと。精神的にも肉体的にも、両方」
Home is where I can be naked, both emotionally and physically. #HomeMakerPride
— J. Michael McCracken (@StPeteArtisan) 2014, 6月 23
おもしろい試みですよね。早い話がこれは「家庭=男女カップルとその子ども」という固定観念にとらわれず、現代のもっと多様な家庭像を見ていこうとするキャンペーンなのだと思いますが、これだけ古くからあるブランドがそれをやるというのがかっこいいなー。
ベティ・クロッカーは、CMでも多様な家族を支持する姿勢をはっきり打ち出していて、好感が持てます。Amazonでケーキミックス買って応援しなくていいかしらん。