東京都渋谷区、世田谷区に続き、横浜市も同性カップル支援に向けて検討を始めた模様。
詳細は以下。
同性カップル支援、横浜市も検討 市長が課題整理を指示:朝日新聞デジタル
横浜市の林文子市長は18日の記者会見で、東京都渋谷区が同性のカップルを「結婚に相当する関係」と認める条例の制定を目指すことに、「とてもいいこと。どういう形での支援が望ましいか、課題を整理するよう(担当に)指示した」と述べ、そうした環境づくりに向けて検討を始めたことを明らかにした。
渋谷区のニュースが流れたのが2015年2月12日。世田谷区が2月15日。そして、この横浜のニュースが2月19日。雨後の筍のようですな。
ところで、今回のニュースでちょっと気になったのはこちらの部分。
林市長は会見で「強い結びつきを持っている同性カップルは少なくない。日本経済の活性化のためにも、社会で受け入れていくことは大事」と述べた。
異性愛者は届け出さえすれば「強い結びつき」なしでも(それこそ出会ったばかりのワンナイト・スタンドの相手だろうと)結婚できちゃうんだから、そこ、あんまり関係なくない? あと、この文脈で「日本経済の活性化」を持ち出されるのは、たとえ反対派を説得するためだとしてもなんだか不安。わたしら別にニッポンの経済のためにパートナーと暮らしたがってるわけじゃないんで。とりあえず渋谷・世田谷・横浜のいずれにせよ、(1)本当に制度ができるのか、(2)できるのだとしたらどんな制度がどのように運用されるのかを慎重に見守っていく必要がありそうだというのが今の率直な感想です。