石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

那覇市が同性カップルへのパートナー証明書交付を検討

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沖縄県那覇市が、同性カップルを結婚に相当する関係と認める「パートナー証明書」の交付を目指し、2016年度以降から検討を始めるそうです。

詳細は以下。

那覇市、同性カップルに「パートナー証明書」交付検討 次年度、先進地を調査視察 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

以下、上記リンク先から引用。

ことし7月に同性愛者ら性的少数者(LGBT)の生きやすい社会実現を目指す「性の多様性を尊重する都市・なは宣言(レインボーなは宣言)」を行った那覇市は2016年度以降、同性カップルを結婚に相当する関係と認める「パートナー証明書」交付を目指し、条例か要綱の制定に向けた検討に入る。既に東京都渋谷区は同証明書の交付を始めており、那覇市は次年度に先進地として渋谷区などを調査視察する。

「レインボーなは宣言」理解を目的に15年度から始めている市職員への研修も引き続き実施する。そのほかポスターやパンフレットを作成し、市民の理解促進につなげることで、条例もしくは要綱制定を実現できる社会的土壌づくりも進める。

渋谷区、世田谷区、宝塚市と来て今度は那覇市。着々と増えてきましたね。おそらくこれでまた「同性愛は『異常』」とかいう19世紀的からのタイムトラベラー的意見(こういうことを言う人の家の裏にはきっとデロリアンが停めてあると思う)や、「同性カップルを認めたら少子化になる」という無邪気な妄想(20世紀に早くもPACSを成立させたフランスの合計特殊出生率が日本のそれよりよっぽど高い理由を、どうやって説明なさるおつもりなんでしょうね?)を披露される方が数多く観測されることと思います。同性愛者はなるべく無理せず、セルフケアを大事にして、あんまりひとりで延々バックラッシュに立ち向かわないようにすることが肝要かと。大丈夫、怒ってくれる人も、筋道立てて反論してくれる人も、たくさんいるから。同性愛者以外の人たちにだって、たくさんいるから。