石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

豪メディバンクのCMが同性カップル家庭をフィーチャー

Signage Medibank Docklands
Signage Medibank Docklands / DocklandsTony

オーストラリアの保険大手メディバンク・プライベートが、同性カップルやその家族が登場するCMをリリースしました。

詳細は以下。

New Medibank ad features same-sex couples - Gay News Network

CMはこちら。


このCMは同社の「あらゆる家族や個人のためのヘルスケア」("Heath Care for Every Kind of Family and Individual")キャンペーンのために製作されたもの。CM内では、メディバンクは子どものいない家族、子どもがいる家族、里子がいる家族、ペットがいる家族、シングルペアレントの家族、シングルグランドペアレントの家族、ありとあらゆるママとパパたち(同性カップルを含めて)、そしてありとあらゆる個人(障害がある人、定年退職したばかりの人、オーストラリアに来たばかりで英語が話せない人などを含めて)に対してサービスと専門家のアドバイスを提供すると説明されています。動画内に登場するのは全部実在の人物で、撮ったのはドキュメンタリー映像作家だとのこと。

オーストラリアではこれまで複数の世論調査で過半数が結婚の平等を支持すると答えており、同国の団体Australian Marriage Equalityは、今や上院でも下院でも半数以上の議員が同性婚に賛成していると主張しています。「家族」の概念が変わってきている今、健康保険商品のありようも必然的に変わってきているということなんでしょうねこれは。