石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

オーランドの悲劇を元にしたショートフィルム「103 Shots」

2016-06-14_20-03-47_ILCE-6300_DSC08367
2016-06-14_20-03-47_ILCE-6300_DSC08367 / miguel_discart_photos

女優で監督のヘザー・カシルス(Heather Cassils)が、米フロリダ州オーランドの乱射事件への反応として制作したショートフィルム「103 Shots」を発表しました。

詳細は以下。

103 Shots: Listening to Orlando

動画はこちら。

タイトルの「103 Shots」を直訳すると「103発の発砲」または「103発の銃声」といったところでしょうか。台詞はひとつもありませんが、わずか2分半ほどの映像と効果音だけで、メッセージは痛いほど伝わってくるはず。なお、冒頭のキャプションを訳すと以下のようになります。

「そこに座って、クラブでのとても楽しい時間を過ごしていると、
花火か風船がはじけるような音が聞こえる。

それで、ショウの一部だろうと思う。

それから、その音は自分が思っていたような喜ばしいものじゃないとわかるんだ」

―「パルス・ナイトクラブ」の生存者
2016年6月12日

"You're sitting there having a great time at a club
and you hear what sounds like fireworks and baloons popping,
and you assume it's part of the show.

and then you realize its not the celebration
you thought it was."

- Pulse Nightclub suvivor
June 12th, 2016

この映像はサンフランシスコ・プライドの週末に約200人のボランティアの協力を得て撮影されたもので、効果音(風船がはじける音)はスタジオで別録りしたものだそうです。