石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

任天堂スイッチ、ゲイの間で別の意味で話題に

Nintendo
Nintendo / compujeramey

任天堂が2016年10月20日に発表した次世代ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が、英語圏のゲイの間で別の意味で話題を呼んでいます。ゲイ用語としての"switch"にはある特定の意味があるからです。

詳細は以下。

Gay Men All Made The Same Joke On Twitter About The Nintendo Switch

最初に種明かしをしてしまうと、"switch"って、日本のゲイ用語で言うところの「リバ」なんですよ。つまり、"top"(タチ)も"bottom"(ネコ)もいける人という意味になるんです。

で、機種名の発表とともにさっそくこのような反応が。

訳:「それでミヤモト、きみはタチなのかネコなのか?」「(カメラを見つめ)『ニンテンドースイッチだ』」

訳:「家ではニンテンドー・ネコとして、外ではニンテンドー・タチとして遊べる柔軟性があるのは任天堂スイッチだけ」

訳:「任天堂はものすごく大胆だ。この極端なタチ不足の世界で、自分たちはスイッチだと宣言するなんて」

訳:「『ポケモン・タチとネコ』はニンテンドースイッチ専用ゲーム」

とりあえず英語でゲイ界の「リバ」を指す用語としては"switch"より"vers"("versatile"の略)の方がよく使われていると思うので、これは別に任天堂がリサーチを怠ってうっかりゲイ用語を選んでしまったというような話ではないと思います。しかし公式サイトのニュースリリースを見る限り、本体が"top"、「Nintendo Switchドック」が"bottom"としか思えない使い方なのが、偶然の一致とは言え面白おかしいです。任天堂のエライ人たちは、果たしてこういう反応が出ていることは知ってるんでしょうかね?(過去のやらかし具合*1から見て、『ゲイのことなど眼中にないからさっぱり気づいていない』っていう方に50円ぐらい賭けてもいいけど)