石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

レインボーフラッグをデザインしたギルバート・ベイカー氏を称えるフリーフォント登場

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先日他界した、レインボーフラッグの発案者ギルバート・ベイカー(Gilbert Baker)氏をたたえるため、NYCプライドとNewFestが「ギルバート」という名前のフリーフォントを制作しました。

詳細は以下。

New rainbow font is a touching tribute to pride flag creator / LGBTQ Nation

まず、このフォントのデザインをどうぞ。


Type With Pride Web from chrisrowson on Vimeo.

ダウンロードはこちらから。なお、現時点で配布されているのはベータ版のベクターフォントとOpenType-SVGカラーフォントの2種で、今後の進展はInstagram開発ブログで告知されるとのこと。

このフォントを制作するプロジェクトのWebサイト、Type With Prideによれば、「ギルバート」はもともとデモや抗議行動の看板や横断幕で使うようにデザインされたもので、現在さらにたくさんのフォントファミリーとフォントスタイル、フォントウエイトの文字が作られているところなのだそうです。ひょっとしたら今年のプライドマーチでは、この字体が踊るプラカードやTシャツなどが見られるかもしれませんね。そうそう、日本ではまだレインボーフラッグの意味や成立過程をよく知らないまま漠然とした偏見(たとえば『"LGBT"だけを表すものだから排他的』とか)を抱いている人もいるようですが、この際だからタレント・文筆家の牧村朝子さんがギルバート・ベイカー氏に直接インタビューした以下の記事など読まれるといいのにと思います。今となっては貴重なインタビューよね、これ。