- 今年のエミー賞は史上最高にクィアかも
- ロンドン・プライドでの同性間プロポーズ2件
- ロンドン交通局、アナウンスでの「レディース・アンド・ジェントルメン」という呼びかけをやめ「皆さま(Everyone)」に統一
- ドラマ『ヒーローズ』の米俳優トーマス・デッカー(Thomas Dekker)がゲイとしてカミングアウト 同番組プロデューサーからのアウティング後
- BBC、ドラマ『ホルビー・シティ(Holby City)』への「ゲイキャラ多すぎ」という苦情に屈せず
- 米小売り大手「ターゲット」、どんなジェンダーの子供でも着られる衣料品のラインナップ発売へ
- マイロ・ヤノポリス(Milo Yiannopoulos)の本、全英で152冊しか売れず
今年のエミー賞は史上最高にクィアかも
(2017年9月12日追記:自分用のメモとして後から見返しやすくするため、この項目は丸ごと別エントリに移しました)
ロンドン・プライドでの同性間プロポーズ2件
- Watch the beautiful moment a woman proposed to her police officer girlfriend at London Pride · PinkNews
- Watch A Hunky Rugby Player Propose To His Boyfriend At London Pride | NewNowNext
プライド・イベントでのプロポーズってよくあるものですが、今年のロンドンでは「婦人警官とその恋人」、「マッチョなラグビー選手とその恋人」の2組のプロポーズが報告されている模様。
まず婦人警官の方。イギリス鉄道警察の公式Twitterが「返事はイエスでした!」と動画を貼っています。
She said YES!
— BTP (@BTP) 2017年7月8日
Congratulations ❤️💍#LoveHappensHere pic.twitter.com/bAmZABMMzD
Congrats to Jane and Dizzy - Engaged at #Pride #LoveLivesHere #PrideinLondon #BritishTransportPolice pic.twitter.com/PuvUfWQAdu
— Hannah Eachus (@HannahEachus) 2017年7月8日
続いて、ラグビー選手のプロポーズはこちら。このTwitterアカウントは、所属チームの「キングス・クロス・スティーラーズ」のもの。
- Watch the beautiful moment a woman proposed to her police officer girlfriend at London Pride · PinkNews
- Watch A Hunky Rugby Player Propose To His Boyfriend At London Pride | NewNowNext
One of the best memories from yesterday: congratulations to Fernando & Greg on their engagement ❤️🏳️🌈 #LoveHappensHere @LondonLGBTPride pic.twitter.com/rRITKfGO5Z
— Kings Cross Steelers (@KXSteelers) 2017年7月9日
おめでとうございます、お幸せに。
ロンドン交通局、アナウンスでの「レディース・アンド・ジェントルメン」という呼びかけをやめ「皆さま(Everyone)」に統一
以下、交通局の公式Twitterより引用。訳:「ロンドン交通局は、交通ネットワークで歓迎されているとすべての人に感じていただきたいと考えております。アナウンスで使用する言葉遣いを再検討いたしました」
@ot_jackiep We want everyone to feel welcome on our transport network. We have reviewed the language that we use in announcements 1/2
— Transport for London (@TfL) 2017年7月13日
「アナウンスが、そしてあらゆる場所が、ロンドンの偉大な多様性を反映した完全に包括的なものになるようにいたします」
2/4 announcements and elsewhere and will make sure that it is fully inclusive, reflecting the great diversity of London.We have
— Transport for London (@TfL) 2017年7月14日
これらのツイートにぶらさがっているレスを見ると、英国でさえ「レディース・アンド・ジェントルメン」の何が問題なのかわからない人は多数いる模様。がんばれロンドン交通局。
ドラマ『ヒーローズ』の米俳優トーマス・デッカー(Thomas Dekker)がゲイとしてカミングアウト 同番組プロデューサーからのアウティング後
デッカーの見解では、プロデューサーのブライアン・フラー(Bryan Fuller)が、アウトフェストでの受賞スピーチでデッカーのセクシュアリティをアウティングしたとのこと。
一部訳:
カムアウトする機会のことで、LGBTQの人には重大な責任があると信じている多くの人々に賛成です。カミングアウトには、人々の考え方を変えたり、信念に異議申し立てをしたり、他の人たちに『自分は理解されていて支持されているのだ』と感じさせたりするだけのパワーがあります。(引用者中略)でも、それはまた、たいへん個人的な決断でもあります。本人の準備ができたときだけになされるべきものなのです。
I agree with many who believe it is an important responsibility for LGBTQ persons with a platform to come out. It has the power to change minds, challenge beliefs and make others feel understood and supported. [...]but it is also a deeply personal decision. One that should only be made when you are ready.
BBC、ドラマ『ホルビー・シティ(Holby City)』への「ゲイキャラ多すぎ」という苦情に屈せず
以下、BBCのオリヴァー・ケント(Oliver Kent)氏の発言。
「わたしは『ホルビー・シティ』に携わっているのですが、最近何人かの視聴者から、ゲイのキャラクタが多すぎるという苦情をいただきました。
「現在ゲイのラブストーリーがふた通り出てくるからなんですよ。17人の登場人物のうち4人(が、ゲイの登場人物)です。これが比率的に言って多すぎるとは思いません」
I am involved in 'Holby City' we had complaints recently because it was deemed by some viewers that we had too many gay characters.
"And that's because at the time we had two gay love stories. We had four characters out of 17. I don't think that's disproportionate."
米小売り大手「ターゲット」、どんなジェンダーの子供でも着られる衣料品のラインナップ発売へ
このラインナップはターゲットとToca Bocaのコラボ企画で、5~9歳を対象とした服やバックパック、シーツなどが2017年7月17日から発売される予定だそうです。
マイロ・ヤノポリス(Milo Yiannopoulos)の本、全英で152冊しか売れず
マイロ・ヤノポリス(日本語圏では『ヤノプルス』とも表記)は英国出身のオープンリー・ゲイの保守派ジャーナリストで、トランスフォビアや人種差別主義で有名な人。トランプ支持の右派ニュースサイト『ブライトバート・ニュース(Breitbart News)』の編集者でしたが、小児性愛擁護発言があだとなって辞職に追い込まれていました。