2017年9月28日、ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン14の放送が米国でスタート。第1話から早くもレズビアンキャラ・アリゾナ(ジェシカ・キャプショー)に新たな恋の相手が現れ、ホットでキュートな場面の数々が話題になっています。
詳細は以下。
Boob(s On Your) Tube: Lovable Lesbian Sex Is Back On “Grey’s Anatomy” | Autostraddle
アリゾナ・ロビンスは同ドラマにシーズン5から出ているモテモテレズビアン外科医です。バイセクシュアルの女性整形外科医カリー・トーレス(サラ・ラミレス)とシーズン7で結婚し、カリーの出産した娘をふたりで育てていましたが、いろいろあってシーズン11で離婚。シーズン13でコンサルタントのイライザ・ミニック(マリカ・ドミンスク)と新たに付き合い始めるも、ファンからは「ケミストリーがない」として不評で、この関係は短いものに終わっています。
ディレクターのデビー・アレンはシーズン14でカリーが戻ってくることはないと明言しており、アリゾナの恋の行方は完全に謎に包まれたままでした。そして2017年9月28日、いよいよ本国でシーズン14の放送が始まったのですが……のっけから相当インパクトの強いお相手が現れてますよアリゾナに!
今度の相手は、イタリア系産婦人科医のカリーナ・デルーカ(ステファニア・スパンピナート)という人。名シーンが2つあるので、とりあえずご紹介しておきます。
まずは、S14E1でアリゾナとカリーナがいい雰囲気になり、たいへんスピーディーな展開でセックスに突入しそうになるも……という場面。アリゾナ姐さんらしい手の早さと、ソファーの上で取り残されて「すいません私ここにいるんですけど」と困惑する姿のギャップが楽しすぎ。なお、動画後半に出てくるとある人物が何者なのかは、1:34あたりのカリーナの台詞(英語よ)をよく聞いてみてください。
続いてS14E2のひとこま。こちらは、カリーナが病院でアリゾナを誘惑する場面。カリーナは「自慰中の女性の脳をMRIでスキャンして、オーガズムの際に脳のどの部位の活動が盛んになるのか調べる」という研究をしていて、実験中のMRI映像をアリゾナに見せるんですが、ただ見せるだけでは終わりません。なんなの、この積極性。きみはイタリア版のアリゾナ・ロビンスか!?(いいぞもっとやれ)
しっかし、女性同士のこういう気の利いたflirtingの場面が当たり前に出てくるのっていいなあ。ホットだけれど全然「ヘテロ男性のための見世物」ふうじゃないし、ユーモラスでありつつ決して同性愛を「奇異なもの」「特殊なもの」扱いしたりしないし、見てて楽しいわ。いやこのドラマは前からこうなんですけどね。
そうそう、Autostraddleの以下の意見に笑いました。
どのへんまで行けば「第二言語を話すホットなブルネットがアリゾナのタイプ」って言えるのかな? だってカリーはスペイン語話者で、イライザはポーランド語話者で、今度はカリーナがイタリア語を話すんだよ?
And at what point can we safely say that hot brunettes who speak a second language are Arizona’s type? Callie spoke Spanish, Eliza spoke Polish, and now Carina with Italian?
わたし英語の他に日本語とスペイン語も話すんですけどどうでしょうか、アリゾナ姐さん。