キリスト教圏ではクリスマスシーズンに聖書の登場人物の像を並べて「キリスト降誕の図(Nativity)」を作ることがよくあります。マリアが不在でヨセフがふたりいるというゲイな降誕図の写真が、Twitterで話題を呼んでいます。
This gay Nativity scene is everything you need to start the holiday season out right / LGBTQ Nation
ことの発端は、レズビアンの米コメディアン、キャメロン・エスポシート(Cameron Esposito)による11月24日のこのツイートでした。
Our neighbors’ two Joseph nativity is up & I’m beaming 🎄👬 pic.twitter.com/7OKbFLU7v1
— Cameron Esposito (@cameronesposito) 2017年11月24日
訳:「うちの近所の人の、ヨセフがふたりの降誕図が飾られてる&わたし、微笑んでる」。
これに対するレスの中から、面白かったのをいくつか引用して訳してみます。
man the birth of jesus was DEFINITELY a miracle now
— Merry Magdalene Visaggio (@MagsVisaggs) 2017年11月25日
訳:「わー、これなら確かにイエスは奇跡だったってことだわ」。
The Bible says that Jesus had two dads. I see nothing wrong with this.
— Hope ❤💛💚💙💜 (@starkidhope) 2017年11月25日
訳:「聖書にはイエスにはふたり父親がいたと書いてある。これには何も問題はないと思う」。
We're wearing the same outfit!
— Sgt. Laughter™ (@ilovemmasobad) 2017年11月25日
I told you what I was wearing so this wouldn't happen!
訳:「(訳注:ヨセフの片方の台詞としてアテレコ)『服がかぶっちゃってる! こうならないように、ぼくが何を着るつもりか言っておいたのに!』」。
Here's my gaytivity scene with 2 Marys. ❤️ pic.twitter.com/J8itjUCOgr
— Mrs Lady (@Rogue_MrsLady) 2017年11月26日
訳:「マリアがふたりの、わたしのゲイ降誕図をどうぞ」。
My nativity tells the story differently: pic.twitter.com/KtHZI5uwq5
— CDSamurai (@CDSamurai_) 2017年11月26日
訳:「うちのの降誕図は違う風に物語を語ってる」。
もちろん中には「冒涜だ」「ショックを受けた」などとレスをつけている人もいるのですが、ユニークなのがこちら。
Shocking. It's not December yet.
— Tomboktu (@Tomboktu) 2017年11月25日
訳:「ショックだ。まだ12月じゃないのに」。
そうよね、お店なんかで11月からクリスマスソングが流れても「早すぎるだろ」と思うもんね。