ケニアの首都ナイロビで、ストリートアーティストらが横断歩道の階段にプライド・フラッグの色を塗り、物議をかもしています。
詳細は以下。
まずは写真をどうぞ。
A group of street artists has been using the walls and stairs of the Kenyan capital, Nairobi, as their canvass — but one of the works has resurrected a debate about homosexuality in Kenya. https://t.co/nRdoATHM3g
— Daily Nation (@dailynation) March 10, 2019
こ上記のペイントは、「Switch-a-Roo」というフランスとケニアのアーティストらの文化交換プログラムによってなされたものだとのことです。これを見て「同性愛を宣伝している」とアーティストらを糾弾する人もいれば、「そういうことは公共の場に出すな、プライベートな場でやれ」と主張する人もいて、さらに「ナイロビを明るくする色がちょっぴり加えられただけで、ホモフォビックなエゴはもうそれに耐えられないんだ……もう疲れた」と言っている人もいるとの由。
ケニアでは植民地時代の刑法により、同性間の性行為は犯罪とされています。それを非犯罪化するかどうかの判断を高等裁判所が2019年5月に下す見通しで、アクティヴィストらが差別撤廃を求めて活動しているところ。さっさと非犯罪化されて、この程度じゃ誰も驚かなくなってほしいわ。