日本でも4月19日から公開され人気を博しているDC映画『シャザム!』に、あるキャラがゲイだと解釈できる場面が含まれていることが話題になっています。
詳細は以下。
『シャザム!』は、身寄りのない少年ビリーが謎の魔術師からスーパーパワーをもらい、筋肉ムキムキのスーパーヒーローに変身できるようになるという物語。トレイラー(日本語字幕付き)は以下をどうぞ。
本作未鑑賞の自分としてはまず「すごく好評な映画なのは知ってたけど、ゲイのキャラなんていたっけ……?」と思ったんですが、 PinkNewsの説明を読んで納得。なるほど、そういう描き方かー。ネタバレ回避のためごく簡単に言うと、まばたきしたら見逃しちゃう(“blink and you’ll miss it”)ぐらいの短い場面で、ある人物がちょっとそれっぽいことを言うくだりがあるらしいんですね。なお、今のところLGBT+のファンの中にはこのキャラを「ゲイ・アイコン」と呼ぶ人もいれば「今後どこかでもっと掘り下げて描いてほしい」と言っている人もいるとの由。
ちなみにシャザム(大人)役のザカリー・リーヴァイ(Zachary Levi)、ヴィランのドクター・サディアス・シヴァナ役のマーク・ストロング(Mark Strong)、デイヴィッド・F・サンドバーグ(David F. Sandberg監督)などがLGBT+のヒーローについて語っている動画はこちらです。
個人的には話題のキャラはゲイじゃなくてAセクシュアル(など)だという可能性もあると思うんですが、いずれにせよ、今後もっとこのキャラに焦点を当てたストーリーが出てくると嬉しいです。Tomatazosでも指摘されているように、今のところスーパーヒーロー映画における(セクシュアリティも含めた)多様性ではマーベルの『デッドプール』シリーズがダントツ一位で、DCももうちょっとがんばってもいいと思うの。