イタリアの女性ふたりが、アンチLGBTな言動で知られるイタリアのマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)副首相兼内相に対し、キスを使ったフォトボムで抗議しました。
詳細は以下。
サルビーニ氏は2018年に同性カップルの子育ては「不自然」だと発言した人。今年3月には、ベローナで開催された、アンチLGBTな「世界家族会議(World Congress of Families, WCF) 」にも参加しています。そのサルビーニ氏がシチリアでOscar Aiello氏の選挙キャンペーンに加わっていたところ、Gaia Parisiさんと友人のMatildeさんというふたりの女性が、次のような行動に踏み切ったのだそうです。
#GaiaeMatilde
— Lia✨ (@malecblood) 2019年4月26日
Grazie Gaia e Matilde 💕🌈 pic.twitter.com/2uBT0dGqgR
以下、Gaiaさんによる説明。
「副首相がその場にいた人たちに、ステージの写真を撮れ、彼と一緒のセルフィーを撮れと促したとき、このアイディアを思いついたんです。彼は世界家族会議に副首相として出席した人ですからね」と、Gaiaはユーロニュースに話した。「わたしたちはまったく事前の計画もなしで、挑発的で直観的な行動をとりました。サルビーニは、わたしたちがステージでこんな風な写真を撮るとは予想していませんでした。キスしたとき、エージェントのひとりがわたしたちをぐいっと引き離し、サルビーニには『幸運を祈る』と言われました。わたしたちは皮肉を込めて彼に『ありがとう』と言って、その場を立ち去りました」
"When the minister urged those present to take the stage and take a selfie with him, we had this idea because he participated in World Congress of Families as a minister," Gaia told Euronews. "We made a provocative instinctive gesture, not at all premeditated. On stage, Salvini did not expect us to take a picture like this. When we kissed, an agent I think, separated us sharply and Salvini then told us 'I wish you luck' so we took off thanking him ironically."
グッジョブ。