人気アニメ『ドラゴンボールZ』の英語版吹き替え収録時のものとされる音声クリップが流出。その中で声優らが侮蔑語やホモフォビックな言葉を使ったり、性的に不適切な台詞を捏造したりしているとして批判が起こっています。
弁護士のニック・レキータ(Nick Rekieta)氏は2019年8月29日、ライブ配信でこれらの音声クリップを公開しています。実際の音声は、以下で聞くことができます。
Thanks @NickRekieta 😉@Funimation Audio Leakshttps://t.co/MV96BnZofYhttps://t.co/TS6v2RrJsohttps://t.co/u90C6NXDuxhttps://t.co/r6e5kIYnm7https://t.co/jWFeiu5Kqphttps://t.co/k4ZeyHLmUQhttps://t.co/e9kCIwa0ikhttps://t.co/9bPTFMFJnq
— Retro History 𝙕 (@Retro_History_z) 2019年8月30日
All of the audio clips of voice actor from @NickRekieta stream tonight @ComeGeekSome1 @YellowFlashGuy @gothicsushii @SGSAMII @SuperSaiyanPaul @ThatUmbrella @_Hero_Hei_ @emoshislive @ZeroResurrected @DragonBae_Z pic.twitter.com/XhRQ38yiTv
— Victor Vargas (@VictorV53505110) 2019年8月30日
Omg chis sabat part 1 pic.twitter.com/3YbWuASv67
— Victor Vargas (@VictorV53505110) 2019年8月30日
ざっと聞いてみましたが、これが本当に収録時の音声ならかなりひどいですね。チチ役の人がポルノみたいな声で喘いでいたり、ミスター・サタン役の人が男性器を指す卑語を使っていたりする上に、pride.comによれば「聞いた瞬間に悟空の声だとわかる」声優のショーン・シュメル(Sean Schemmel)らしき声がこんなことを言ってたりするんです。
「おい、あのクソホ〇の服を見ろよ。ホ〇だ。ホ〇だ。オ〇マ。腐れオ〇マ。オラの息子はオ〇マだ」
"Hey look at those f*ggot-ass clothes. F*ggot. F*ggot. F*g. F*cking f*g. My son's a f*g."
ちなみにショーン・シュメルはこの音声クリップが流出するより前に、ドラゴンボールZの米国でのフランチャイズを担当しているFunimationからセクハラやホモフォビアなどを理由として解雇されていたりします。で、自分にかけられた嫌疑は虚偽だとしてFunimationを相手に訴訟を起こしていたんですが、こうなるともう何が虚偽で何が真実なんだか。少なくとも今のところ、Funimationからも声優陣からも今回の音声流出についての公式コメントは出ていないらしいのですが、子供が見る番組であるだけに、早いとこ真相をはっきりさせてほしいものです。あと、東映アニメーションがこのスキャンダルをどうするのかも気になります。まさか放置?