スペインのEl Comité Organizador del Orgullo Estatal LGBTI （直訳すると『スペインプライド組織委員会』でしょうかね）が、2020年のマドリード・プライドは予定通りの日程で、つまり7月1日から5日に開催することで合意に達しました。ただし、「プライドを新しい技術に適合させ」、オンラインでのセレブレーションにするとの由。
このイベントは当初延期が予定されていたものの、パンデミックが「LGBTIの人々の日常生活にもともと存在していた問題を悪化させている」（サポートネットワークがないとか、家庭内での葛藤がひどいとか）今、「危機に直面しているLGBTIの人々の声を届ける役割を果たす」ために予定通りの日程で開催する運びとなったのだそうです。そうは言っても開会宣言からしてオンラインでおこない、それ以外の文化的活動、プロテスト、お楽しみイベントなどもネットを通じて実行されるのだそうで、参加者には家やバルコニーをレインボーフラッグで飾ってこの「新しいフォーマットの」フェスティバルに加わるよう呼びかけるとのこと。
わたしら黙ってたら簡単に「いないこと」にされるし、家族も友人もシスヘテロだったりすると本当に本当に孤立しやすいから、こうした取り組みはめちゃくちゃ大事だと思います。オンラインの催しなら日本からでも何か見れるかな、ちょっと覚えとこうっと。
