クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)とマッケンジー・デイヴィス(Mackenzie Davis)がレズビアンカップル役のロマンティック・コメディ映画、『Happiest Season(原題)』の映像がいくつか公開されました。監督はクレア・デュヴァル(Clea DuVall)、米国での公開は2020年11月25日です。
詳細は以下。
この映画のストーリーは、恋人の家族宅でのクリスマス・パーティーでプロポーズするつもりだった主人公アビー(スチュワート)が、いざそのパーティーに行ってから、実は恋人はまだ保守的な両親にカミングアウトしていなかったと気づくというもの。ファースト・ルックはこんなです。
This holiday, Come Out and meet the family. 🎁👭 #ICYMI, check out our first look at #HappiestSeason! Don’t miss the comedy event of the season, in theaters this Thanksgiving. pic.twitter.com/rxL2OWP3Jz
— Happiest Season (@HappiestSeason) September 4, 2020
クレア・デュヴァルもTwitterに画像を上げて、こんな風にコメントしてます。「わたしの経験が描かれているホリデイ映画がほしいとずっと思っていました。だから自分で1本作ることにしたんです。これが『Happiest Season』のファースト・ルック」
All I ever wanted was a holiday movie that represented my experience so I decided to make one. Here’s a first look at @HappiestSeason courtesy of @people!!! ❤️💚🎄💚❤️ pic.twitter.com/91jQ9kEDkH
— Clea DuVall (@cleaduvall) September 2, 2020
少なくとも監督が同性愛者で、主演も女性とデートする女性(ただしアイデンティティーはバイセクシュアルでもレズビアンでもなく、レッテルを貼られることは好きじゃないんだそうです)なレズビアン映画だということは大きな安心材料ですね。いや、別に作り手がクィアであるかどうかは作品の質には関係ない(し、実際あたしゃエメリッヒの『ストーンウォール』やリサ・チョロデンコの『キッズ・オールライト』はひどいと思ってる)んですが、制作の場に非ヘテロの視点がないと、出てくるものがただのヘテロの無自覚な偏見ダダモレ大会になってしまう(例)可能性が高いでしょう? そんなものに出くわすリスクが低減されるだけでも御の字なんです、いちレズビアンとしては。米国で感謝祭シーズンに公開ということは日本に入ってくるのは来春以降かなあ、ヒットするといいなー。あと、日本国内での宣伝が、悪い意味で日本的なヘテヘテ&クソダサ路線にされないといいなー。