Grindrでゲイ男性を誘い出し、「悪魔の息(Devil’s Breath)」と呼ばれる薬物を摂取させて死に至らしめたとして、アイルランド人の異性愛者カップルに有罪判決が下されました。
詳細は以下。
このカップル、ジョエル・オセイ(Joel Osei)とディアナ・クリスタ(Diana Cristea)は、被害者のエイドリアン・マーフィー(Adrian Murphy)氏の遺体が2019年6月4日にロンドンのフラットで発見されたのち逮捕されました。ふたりはマーフィー氏になりすましてNYの宝石商から日本円で約830万円相当のダイアモンドを手に入れようと企て、失敗していました。
オセイらが使ったとされる「悪魔の息(Devil’s Breath)」という薬物の正体はスコポラミンで、南米コロンビアでは強盗やレイピストが被害者を昏倒させるためによく使っているものなのだそうです。クロイドン刑事法院の陪審は、オセイとクリスタを、生命の危険がある有毒または有害な物質の投与、2件の窃盗、8件の詐欺について有罪と判断したとのこと。刑が言い渡されるのは2020年12月14日だそうです。
スコポラミンってベラドンナやハシリドコロの主成分ですよね。アプリで出会って出かけて行ったらヘテロが待ち構えていて、しかもそんなもん盛られて殺されるって最低中の最低だな。Grindrに関しては以前からも本当に怖いニュースばっかり見かけるので、どうぞ皆さんご安全に。