2021年6月3日、プライド月間を祝うクッキーの写真をFacebookに載せた米国テキサス州のパン屋が、大口の注文をキャンセルされるなどのバックラッシュに遭遇。しかし心配ご無用、翌日にはもうこのパン屋を支持する人たちが店に詰めかけ、すべての商品が売り切れたんだそうです。
詳細は以下。
Confections is a bakery is rural Lufkin, Texas. In honor of #PrideMonth they made #pride cookies.
— David Begnaud (@DavidBegnaud) June 6, 2021
Then came some hate and a loss of Facebook followers.
They posted about it on FB.
What happened next “overwhelmed” them; strangers wrapped about the block to get in. They sold out. pic.twitter.com/5t26JB22ao
ことのあらましをざっとまとめると、こんな感じです。
- 6月3日、テキサス州ラフキン(Lufkin)のパン屋、コンフェクションズ(Confections)が、プライド月間に虹色のハート形クッキーを販売することをFacebookで告知
- その日のうちに同店のFacebookのフォロワーががっくり減り、悪意に満ちたメッセージが届き、翌日納品予定でデコレーションまでできあがっていた大口注文をキャンセルされる
- 店のFacebook公式アカウントで「今日はハードだった」と書き、何が起こったか説明
- 全米から支援のメッセージが届く。中には、自分がお金を出すから、そのクッキーを地元のLGBTQ団体や子供のためのチャリティに寄付してほしいと申し出た人も
- 6月4日、コンフェクションズには長蛇の列ができ、すべての商品(虹色クッキーも)が売り切れに
- 売り切れになった後、寄付だけして帰って行った人もいた
こういうことがあるから、ヘイトの被害に遭ったときにはなるべく黙らずにいた方がいいんですよね。黙って耐えているうちにヘイターの気が変わることなんて絶対にないし、このパン屋さんのしたことは正解だったと思います。