石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

テネシー州の女性、図書館に圧力かけるアンチLGBTQ団体に痛快な反論

米テネシー州モーリー郡で先日、LGBTQテーマの書籍を展示した図書館長が、キリスト教保守派の住民グループからの圧力で職を失うという事件がありました。同グループの偽善とホモフォビアに反対するため、そのモーリー郡の郡評議会でJessee Grahamさんという女性がおこなった痛快なスピーチが話題になっています。

詳細は以下。

www.lgbtqnation.com

動画はこちら。

Grahamさんの主張は、LGBTQの人々はずっとなんの問題もなく自分たちと共存してきたのであって、彼らは保守派グループが主張しているような「下劣で吐き気を催させるような」ことなどしていない、保守派たちは単に存在していたいと願っているだけの人たちを全滅させようとしているのだというもの。

スピーチのハイライトはこんな感じ。すばらしい。

「私はドラァグショウで性暴力を受けたことは一度もありませんが、教会では受けましたよ。2回も! おまけに教会からは、『あなたに落ち度があったせいだ』と言われました」

“I’ve never been sexually assaulted at a drag show, but I have been at church. TWICE! And I'll tell you what, the minute that church told me that it was MY fault.”

これって世界中で起こってることの縮図だと思います。このスピーチ、上記のくだり以外もとてもいいので、ご興味がおありの方はぜひ動画をどうぞ。