- シェフが息子の名前変更でレストラン改名 米ウィスコンシン州
- ウイスキーのクリスマス広告がトランス描き話題に
- メキシコ・ソノラ州でコンバージョンセラピー禁止に
- サッカーフランス代表、「LGBT賛歌」で勝利祝う
- 「子供たちを『傷つける』のはドラァグではなく抗議者たち」:ドラァグクイーンお話タイムへのバックラッシュを母親が批判 カナダ
- 欧州委員会、EU加盟国で確立されたLGBTQ+家族の親子関係をEU全域で認める新ルールを提案
シェフが息子の名前変更でレストラン改名 米ウィスコンシン州
米ウィスコンシン州マディソンで、自分の子供の名前にちなんだ「リリアナのレストラン(Liliana's Restaurant)」という飲食店を経営していたDave Heide氏が、その子がトランスジェンダーで名前を「オリー(Ollie)」に変えたため、店名も「オリーズ(Ollie's)」に変更したというニュース。
「うちの子は、レストランの名前についてた名前はもう使わないんですよ」とHeideはウィスコンシン・ステイト・ジャーナルに語った。「あの子(they)は違う名前で通っています。子どもを愛する父親として、毎日あの子のデッドネーム(訳注:トランスジェンダーの人の、トランジション前の名前)がついているシャツを着て家に帰ってくるとか、デッドネームがレストランについているというのはねえ……そういうこともありましてね」
“My kiddo doesn’t go by the name that’s on the restaurant anymore,” Heide told the Wisconsin State Journal. “They don’t use that name. They go by a different name. As a dad who loves their kid, to have their deadname on my shirt every day when I come home and their deadname on their restaurant … that’s part of it.”
ウイスキーのクリスマス広告がトランス描き話題に
短いバージョン(10秒)のCMはこちら。なお、最後に出てくるコピーの意味は、「魔法はクリスマスだけにあるんじゃない、わたしたちの中にもあるんですよ」。
En J&B queremos que, en Navidad, todo el mundo pueda celebrar sin que nadie se quede fuera 💖
— JB España (@jb_spain) December 3, 2022
No te pierdas la película de esta Navidad "SHE" aquí 👉 https://t.co/vwZ87DXAKV#HayGanasDeCelebrarnos pic.twitter.com/X3ZaNfHkiw
長いバージョン(約3分)のCMはこちら。
メキシコ・ソノラ州でコンバージョンセラピー禁止に
メキシコ・ソノラ州議会が2022年12月6日、コンバージョンセラピーを禁止する改革を可決。同州は、メキシコで13番目にこのセラピーを禁じた州となりました。今後同州でコンバージョンセラピーを実施した者は、最高で懲役6年の刑に処せられるとのとと。
サッカーフランス代表、「LGBT賛歌」で勝利祝う
サッカーフランス代表が、カタールW杯で、ポーランド戦(12/5)の勝利を「LGBTコミュニティの賛歌」と呼ばれる歌で祝ってたんだそうです。これはイタリアの歌手Gala Rizzattoの"Freed From Desire"という歌で、LGBT+コミュニティによって「再解釈」され、パレードでよく使われているものだとのこと。
𝑼𝒏 𝒈𝒓𝒐𝒖𝒑𝒆 𝒒𝒖𝒊 𝒗𝒊𝒕 𝒃𝒊𝒆𝒏 😍#FRAPOL | #FiersdetreBleus pic.twitter.com/yfbwmXXuIG
— Equipe de France ⭐⭐ (@equipedefrance) December 4, 2022
「子供たちを『傷つける』のはドラァグではなく抗議者たち」:ドラァグクイーンお話タイムへのバックラッシュを母親が批判 カナダ
カナダで、ドラァグクイーンによる子供たちへの読み聞かせイベント(Drag Queen Story Hour)に、目出し帽で顔を隠した男らが押しかけて抗議するという事件が勃発。この抗議について、同イベントに子供を何度か連れて行っている女性が、以下のような批判を見せています。
「あの人たちがあんなにも強硬に反対しているのは、まったくばかばかしいと思います。(読み聞かせイベントには)全然害なんてないんですから。うちの子たちは誰一人としてドラァグになってはいませんし、仮になったとしても別にかまいません」
"I just think it's absolutely ridiculous that people are pushing back against it so strongly. It's totally harmless. None of my kids have turned into drag queens, and if they did, that would be OK."
欧州委員会、EU加盟国で確立されたLGBTQ+家族の親子関係をEU全域で認める新ルールを提案
🌈 Proud of the new rules we are presenting today on the recognition of parenthood in the EU.
— Ursula von der Leyen (@vonderleyen) December 7, 2022
We want to help all families and children in cross-border situations.
Because if you are parent in one country, you are parent in every country. pic.twitter.com/HsIv2HQQZN
なぜこのような新しい規則が必要なのかについて、ILGAヨーロッパのKatrin Hugendubel氏は以下のように説明しています。
「法的な親として認められなければ子供と一緒に旅行することができません。国境を越えられません。保育園では子供を迎えに行くとき、法的な親であるかどうかの確認を求められますし、医療上の緊急事態でも同じです。親として認められなければ、子供の治療に関する重要な決定をすることができず、入院中に付き添うこともできません。これらは実生活における問題であり、親たちが休暇旅行に行ったり住む場所を決めたりするときに直面し得る、本当に緊急性の高いことであると言えます」
"Si no estás reconocido legalmente como el progenitor no puedes viajar con el niño, no te permiten cruzar una frontera, las guarderías al recoger a los niños piden un reconocimiento legal de que eres su progenitor y también en situaciones médicas de emergencia. Si no te reconocen como progenitor, no puedes tomar decisiones importantes sobre el tratamiento médico del niño ni quedarte con él en el hospital. Así que son problemas de la vida real y yo diría que realmente urgentes a los que los padres pueden enfrentarse cuando se van de vacaciones o deciden dónde vivir"
この新ルールが確立されれば、約200万人の子供たちが恩恵にあずかれる見込みだそうです。