あるメキシコ人の男性TikTokユーザが、体調を崩した恋人のロシア人男性を甘やかしてあげたところ、恋人ばかりか義母にも感謝されたと言っています。「ロシア/ロシア人はホモフォビック」というステレオタイプはよくないな、とつくづく思わされる、スウィートな動画でした。
@urielandriano Mi güerito bonito 💖🥹 #foryoupage #foryou #gay #couplegoals #lgbt #fyp #fypシ #viral ♬ sonido original - Uriel Andriano
この動画の舞台はメキシコ。メキシコ人ミュージシャンでダンサーのUriel Andrianoさんは、同国にやってきていたロシア人のボーイフレンドがアレルギーで体調を崩したため、薬や食べ物、花束を差し入れてあげたんだそうです。ボーイフレンドはUrielさんを抱きしめて喜んだばかりか、「ロシアでは誰もこんな親切なことはしてくれない、ゲイに対してはなおさらだ」と言って泣き出してしまったとのこと。そればかりか、のちにボーイフレンドのお母さんからロシア語でメッセージが届き、訳すと「愛情と心遣いを本当にありがとう、私の息子があなたと出会えてとても幸せです」という意味だったんだそうです。
上の方でも書きましたが、いくらプーチンの政策がアンチLGBTQ+だからって、国全体がそうだと勘違いしたらいけませんね。人間にはこういうスウィートネスってものがあって、それを大事にすることが逆境突破と共存の道なんだろうなとしみじみ思いましたよ(たぶんきのう映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』*1を見たせいもあるんだけど)。
*1:ものすごくよかった。ミシェル・ヨーもステファニー・キーもキー・ホイ・クァンもすばらしかったけれど、あたしのイチオシはジェイミー・リー・カーティスですね!!