石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

侵入者がプライド・フラッグの上で排便 情報提供に懸賞金3500ドル 米ニューヨーク市

プライド・フラッグ

elnacional.com.do

2023年4月15日、マンハッタンのバーに侵入した男がプライド・フラッグの上に排便し、もう一枚のプライド・フラッグで尻を拭くという事件が発生。警察は容疑者が映っている防犯カメラの映像を公開し、情報提供者に最高3500ドルの報奨金を支払うと発表しています。

防犯カメラの映像はこちら。

事件が起こったのは当日午前10時頃で、お店の従業員が掃除の際に排泄物を発見し、オーナーが通報したとのこと。当局は、容疑者が逮捕された場合、ヘイトクライムとして加重された罪状に直面することになると言っているそうです。なお、2枚ものプライド・フラッグを汚されたオーナーは「奪われた2枚の埋め合わせに、あと50枚飾ってやる」と話しているとの由。

自分はいちばん上にリンクを貼ったドミニカのニュースサイトでこの事件を知ったのですが、被害に遭った「Buceo-95」というお店は、ドミニカ人がよく利用するところなのだそうです。なるほど、そう言や店名がスペイン語だわ。英語圏のメディアでは「インクルーシヴで、スタッフの多くがLGBTQ+のアイデンティティーを持っている店」とも報じられていて、ますますヘイトクライムのターゲットになりそうな感じ。しかし、レインボーフラッグが破られたり燃やされたりしたニュースはこれまで嫌と言うほど見てきましたが、旗の上で排泄してさらに尻まで拭かれたってケースはこれが初めてです。ヘイターのやることにはきりがないな、まったく。