石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

19歳の五輪リュージュ選手がゲイとしてカミングアウト

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ソチ五輪リュージュのカナダ代表選手ジョン・フェネル(John Fennell)が、2014年5月27日、つまり彼の19歳の誕生日に、同性愛者であることをカミングアウトしました。

詳細は以下。

19-Year-Old Olympian Tells The World Three Little Words: ‘I Am Gay’ - The Gaily Grind

フェネル選手はこんな人です。

「息が詰まりそうでした」フェネルはカミングアウト前の生活について語った。「『誰にもわからない』っていうゲームをしなきゃいけないんですから。感情や秘密は一切外に出せない。スーパー・マッチョを演じなきゃいけない。自分の癖を知り尽くして、ばれそうな感情は絶対に外に出さないようにしなくちゃいけない。とても疲れますよ」

“It’s suffocating,” Fennell says of his life spent inside the closet. “You have to play this game of, ‘who knows?’ You can’t let off any vibes or secrets. You have to act super macho. You have to be hyper aware of your mannerisms and to not let off any vibes that could get detected. It’s very exhausting.”

このカミングアウトを通じ、今なお沈黙を強いられている人たちへのロールモデルとして貢献したいとフェレル選手は話しています。

ここで思い出すのが、ソチ五輪に先立ち、ロシアの反同性愛法(同性愛の『プロパガンダ』を禁止する法律)への風刺としてつくられたこちらのギャグCM。


Canadian Institute of Diversity and Inclusion | Luge - YouTube

このCMに対し不快感を示したリュージュ選手もいましたが、なんのことはない、当のリュージュ選手の中にも(当たり前だけど)ゲイはいたんですね。まだまだオープンリー・ゲイな選手が少ないアスリート界(ソチ五輪でも、同性愛者または両性愛者であることを公表している選手は女子のみで、男子選手はひとりも報じられていませんでした)で、フェネル選手の姿が若いゲイたちの励ましになってくれるといいなと思います。