2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
アイルランドの「LGBT Noise」というグループが製作した、宗教保守の頑迷さを皮肉る公共CMがたいへん面白かったです。よくある「ゾンビによる世界の終末」もののパロディーになってるの。
2008年と2013年にミス・スペインに輝いたパトリシア・ユレナ・ロドリゲス(Patricia Yurena Rodríguez)さんが、女性パートナーと撮った写真をInstagramにアップロードし、カミングアウトを果たしました。
俳優/プロデューサー/作家のダン・ブカティンスキーが、ゲイカップルとしての育児経験を綴ったエッセイ集。面白い箇所もあるものの、女性器への嫌悪感が延々描写されるところや、旧弊なジェンダー意識、そしてルッキズムにはうんざり。1度読めば十分かな。
ダグ・ロック(Doug Locke)の新曲「#ThisCouldBeUs」のミュージックビデオが、しんみりと切ないです。約半世紀前に恋に落ちたゲイカップルの、年老いてからの再会の物語なの。
豪州のドラァグクイーン、コンチータ・ヴルストが、カール・ラガーフェルド撮影によるガーターベルト姿でファッション誌「CR ファッション・ブック」秋号に登場。ラガーフェルド本人とのツーショット写真もあります。
英国の百貨店ハウス・オブ・フレーザー(House of Fraser)が、ゲイの花婿が主人公のCMをリリースしました。結婚を控えた彼にナレーターがファッションのアドバイスをするという内容で、とてもキュート。
「神はオカマを憎む」と主張するアンチゲイ教会への反撃として、この教会の本拠地・米カンザス州トピカに「神はゲイを愛する」という看板を立てる計画がIndiegogoで始まってます。動画やSNSでのギャグのきいた呼びかけが楽しいです。
性的指向とオーガズムの関係について調べた研究で、レズビアンはバイセクシュアルやストレートの女性よりも性行為でオーガズムを得やすいことがわかりました。
バスケットボール米女子プロリーグ(WNBA)選手でオープンリー・レズビアンのブリトニー・グライナーが、同じくWNBA選手の恋人、グローリー・ジョンスンと婚約しました。Instagramで公開されてるプロポーズ写真がキュートすぎる。
豪女優ポーシャ・デ・ロッシから妻のエレン・デジェネレスへの、結婚6周年のサプライズプレゼントの写真が話題になっています。
『オレンジだけが果物じゃない』の著者、ジャネット・ウィンターソンの回想録。『オレンジ~』の裏話兼後日譚とでも言うべき内容で、彼女のどの小説にも劣らぬ面白さでした。痛みの中にもユーモアを忘れない文章が、相変わらずみごと。
2014年8月12日、米国オハイオ州で、LGBTのスポーツ大会「ゲイ・ゲームス」の100m走に99歳の女性が出場し、59.8秒の記録を打ち立てました。これは国際的な公式大会での女子100m走(95~99歳クラス)の世界記録だそうです。
アカデミー賞女優ルピタ・ニョンゴが2014年8月14日、友人男性の同性同士の結婚式に出席し、写真をInstagramに投下して話題になっています。
米国オレゴン州のクィア男性が、ポートランドのアップルストアでメールアドレス欄に"fag"(『オカマ』を意味する罵倒語)と打ち込んだレシートを渡されたとFacebookで訴えています。
io9で紹介されている、約8分半の百合CG短編アニメ『Orbitas』がとてもよかったのでご紹介。異種族の宇宙飛行士同士のラブストーリーで、台詞不要のおもしろさなんです。
映画監督のBrett Lotriet Bestがスター・トレック好きの彼氏にプロポーズするにあたり、イアン・マッケランがお手伝いをした動画が話題になっています。
BuzzFeedで紹介されているインスタグラムのアカウント、lesbianemojis(『レズビアン絵文字』)がすんごく面白いです。その名の通りレズビアンの日常を題材にした絵文字ばかりで、日本でも使えそうなのもいっぱい。
以前のエントリ「黒人ゲイパパとその子供たちのキュートなインスタグラムが話題に」で紹介した、コーデイル・ルイス(Kordale Lewis)さんによるメモワール。平易な英語でサクサク読めて、しかも感動的。
シーズン1でキャリーがいたグループホーム、ガールズ・ユナイテッドに危機が。緊迫感あり、リタの名言ありの引き締まった回でした。しかしガールズががんばっているわりにボーイズ(ジュード以外の)がずいぶん情けなくて、ヘズースまで嫌いになりそう。
ゲイ男性に描いてもらった膣の絵を集めてフルカラー本にしようというプロジェクトが注目を浴びています。既に相当たくさんの作品が集まってるんですが、笑えるものからアーティスティックなもの、不気味なものまでバラエティー豊かでおもしろいです。
「『ハリー・ポッター』を読んだ人はそうでない人より同性愛者や移民、難民への偏見が少ない」という研究結果が発表されました。これは物語を通じた拡張接触(後述)によるものだと研究者たちは主張しています。
ホームズとワトソンを女性化した微百合パスティーシェ。舞台は現代の英国。大変楽しく読みましたが、妙に描写が日本っぽいところと、賢いはずのホームズとワトソンに頭の悪い女子高生的な部分があるところが玉に瑕。同性愛/両性愛についての偏見も日本的。
写真家の清水尚氏による、米国のLGBT家族写真集。日本の写真家が日本の出版社からこうした本を出していることに驚き、購入してみました。変に感動を強要しない淡々とした撮り方がおもしろいものの、あとがきがやたらとマジョリティ目線なのは残念。
性的マイノリティの人々が通常の理容室で不快な目に遭った話を聞いた理容師さんが、ニューヨーク・シティーにLGBTQフレンドリーな理容室を作るためのクラウドファンディングを始めました。目標額は2万5千ドル、2014年秋の出店を目指すそうです。
2014年8月1日、ウガンダの憲法裁判所が、同国の反同性愛法は定足数を満たさず可決されたものであるため無効であるとする判決を下しました。
バービー人形のような非現実的な容姿ではない、「平均的で美しい」人形というコンセプトで作られた「ラミリー」人形のレビューが面白いです。1996年頃のレズビアン・シィクを思わせるスタイルなんだって。
両性愛者で男性と結婚している女優アンナ・パキンが、ラリー・キングの番組で「両性愛者だったのか」と聞かれ、「過去形で言うようなことじゃない」と反論していました。異性婚するとヘテロと思われてしまうという、バイセクシュアルにつきものの苦労ですね…
アナルポルノの消費についてPornhub Insightsが実施した調査で、米国ではゲイよりゲイでない人の方が頻回に「尻」「アナル」で検索しているとわかりました。国ごと、州ごとの比較も面白いです。ちなみに日本も調査結果に登場してます。