石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『大奥チャカポン!(2)』(まいたけ、アスキー・メディアワークス)感想

大奥が舞台のドタバタコメディ、最終巻。1巻のあのひっくり返ったおもちゃ箱のような面白さはどこへやら、なんだか失速してしまっています。百合表現もかなり定型的だし、アクションも「バトルのためのバトル」になってしまっているような気が。

『みのりスキャンダル(1)』(速野悠二、秋田書店)感想

学園のアイドル「みのり」が、サディスティックな淫乱幽霊「斎里子」(ゆりこ)に支配されつつ魔物と戦うという退魔コメディ。百合をベースにふたなり・SM・巨乳その他のさまざまな属性を詰め込んだ、にぎやかなエロコメです。

『かなめも(4)』(石見翔子、芳文社)感想

新聞専売所が舞台の百合4コマ。相変わらず、ほのぼのとしたトーンの中に毒やあやうさを仕込む手さばきが秀逸でした。キャラたちのダークな側面はもちろん、検閲ネタや大人の都合で口に出せないネタなども、スパイス多めで楽しかったです。

『さよならフォークロア』(かずまこを、一迅社)感想

「月曜日に触れ合うと、以前心中した恋人たちの呪いがかかる」という伝承がある女子校を舞台とする百合ラブストーリー。「呪い」の内容が曖昧模糊としている上、メインカップルの心の動きも説明的で、感情面のリアリティが薄い感じ。

『GIRL FRIENDS(5)』(森永みるく、双葉社)感想

女子高生同士のキュートな初恋物語、ついに最終巻。すばらしかったです。エロゲ的ご都合主義にも現実逃避のお花畑にも陥らず、ましてや「おかわいそうなマイノリティ」路線にもならず、最後まできめ細かく女子同士の恋を追ってみせた良作だと思います。

『ゴクジョッ。 〜極楽院女子高寮物語〜(3)』(宮崎摩耶、集英社)感想

女子校が舞台のドタバタコメディ、第3巻。これまでにも百合な部分はあったのですが、今回はガチで女性同士のキスや性行為に臨むカップルが複数あり、百合エロ度大幅アップとなっています。キャラでは「その筋ではプロ」な宇都宮さんと、魔王こと尾久先生がイ…

『楽園Le Paradis 第4号』(白泉社)感想

ヘテロあり百合ありの「恋愛系コミック」第4号。「想いの欠片」と「エンディング」におけるレズビアン・アイデンティティのとらえ方の対比が、特に印象的でした。西UKOさんの2作品も、なにげない日常をさっくり切り取る作風がいつも通りすばらしかったです。

「百合少女 Vol.3」(コスミック出版)感想

お金を出して読むには正直つらい作品が多数。百合姫等の二番煎じであまあま中高生ストーリーをやりたいんだろうなというのはわかるんですが、百合姫どころか先日休刊したComicリリィ(プラス)の後をまっすぐ追いかけてやしませんかこの本。