石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『はやて×ブレード ウルトラドラマCD さんばん星! 漂流つめあわせ!』感想

生徒会慰安旅行のはずが、天地の自家用ヘリが壊れて無人島にたどりついたという設定のドラマCDです。収録作は「ひつぎと静久の砂あそび」「シドとナンシーの野外フェス」「玲と紗枝の鍾乳洞」「天地学園・おもいでモロモロ完結編」。

『とある科学の超電磁砲(6)』(冬川基[画]/鎌池和馬[原作]、アスキー・メディアワークス)感想

学園都市を舞台とする超能力アクション漫画、第6巻。上条当麻の見せ場と、御坂美琴の覚悟がよかったです。ひょっとしたら、美琴が当麻に急接近していることを不満に思われる百合好きさんもいらっしゃるかもしれません。でも、そのぶん黒子が健闘しているし、…

『ささめきこと(8)』(いけだたかし、メディアファクトリー)感想

女子高生2人のじれったいラブストーリー、第8巻。7巻に「主人公、半笑いで異性愛主義に迎合」てな部分があったので、この8巻を読むのは正直ちょっと怖かったんですよ。が、今回はホモフォビアを「暴力」としてはっきり批判するシークエンスがあり、胸をなで…

『蝋燭姫(2)』(鈴木健也、エンターブレイン)感想

中世末期ヨーロッパが舞台の百合ドラマ、ここに完結。いやあ良かった。苛酷な運命の中、スクワとフルゥがただの小娘に立ち返って見いだす美しくて心地よいものの重みに身震いしました。上質のラブストーリーであると同時に、卑なるものとされる「女」たちに…