『ストーンウォール』
1969年の「ストーンウォールの反乱」を背景に白人ゲイ少年の成長を描く物語。びっくりするほどステレオティピカルで薄っぺら。「ボクチンがあそこにいればヒーローになれたのにぃ」と夢想する白人シスゲイ向けの、一種の異世界系ラノベみたいな映画でした。
米国コロラド州の大学で、映像メディア学部で予定されていた映画『ストーンウォール』(2015)の上映に学生たちが抗議し、上映は延期となりました。
シスジェンダーの白人ゲイ男性をヒーローにまつりあげたことで公開前から批判を浴びていた映画『ストーンウォール』が、公開後もやっぱり大不評だったようです。
白人シス男性を主役にしたことで「ホワイトウォッシングだ」と批判されている映画『ストーンウォール』の新クリップが公開されました。黒人ドラァグクイーン、マーシャ・P・ジョンソンの出てくる場面です。さては批判がこたえたのかしら、エメリッヒ監督。
ニューヨークの2人の活動家が、ストーンウォールの反乱を記念して建てられた像をペンキで塗って黒と茶色にしてしまいました。この反乱における有色人種のドラァグやトランスの功績が無視されてしまっていることに対する抗議です。
ローランド・エメリッヒの映画『ストーンウォール』のパロディー版トレイラーがYouTubeで人気を博しています。同映画が有色人種やトランスの功績をシスジェンダー白人男性「ダニー」に横取りさせていると皮肉るもので、なかなかの力作。
1969年の歴史的事件「ストーンウォールの反乱」を描く映画『ストーンウォール』が、反乱の中心にいた有色人種やトランスの人々を無視し、シスジェンダーのイケメン白人ゲイ男性をヒーローに仕立て上げてしまいました。ボイコットには既に2万人が署名。