石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

娘のため手話を習うレズビアンカップルが米銀行CMに登場

米国の銀行ウェルズ・ファーゴが、耳の不自由な女の子のお母さんになるため手話を習うレズビアンカップルが出てくるCMをリリースしました。米国の銀行がCMにLGBTカップルを登場させるのは、これが初とのこと。

東京レインボープライド2015が過去最高の動員数

2015年4月25日から26日、「東京レインボープライド2015~パレード&フェスタ」が開催されました。動員数は2日間で約55000人(主催者発表)と、過去最高値を記録。26日のパレードには、約3000人が参加したとのこと。

ストレートの男子高校生、ゲイの親友をプロムのパートナーに

米国ネバダ州で、異性愛者の男子高校生がゲイの親友に「プロムのパートナーになってくれ」と申し込みました。申し込みのためにわざわざ作ったでっかいポスターの画像がいいんですよ。

PFLAGが新CM 映像がレトロ調な理由は……(動画)

LGBTQとその家族・友人・アライのための団体「PFLAG Canada」が、Nobody's Memoriesと題された新CMをリリースしました。レトロ調の映像と最後のキャッチコピーがぐっと来ます。

英賃貸サイト、ゲイカップルが問い合わせた物件を「異性愛者カップル」向けに変更し問題に

英国のゲイカップルがルームシェア専門の賃貸サイトで「仕事を持つカップルにぴったり」とされていた物件に問い合わせを入れたところ、広告の表現を「異性愛者カップルに最適」と書き換えられてしまったそうです。

米レズビアンカップルのマタニティ写真に「いいね!」殺到

交替でひとりずつ赤ちゃんを産んだ米国のレズビアンカップルが妊娠中に並んで撮った写真がキュートだと話題になっています。この写真が他のレズビアンカップルへの励ましになってほしい、とふたりは語っています。

アイルランドの子供達は同性婚に「YES」(動画)

2015年5月22日に同性婚への賛否を問う国民投票が予定されているアイルランド。同性婚というと必ず子供のことが争点になるのに、肝心の子供達の声が無視されていると感じたひとりのお母さんが、ユニークな動画を作りました。

「こんなものを子どもが毎日目にしたら……」? ブラジルの百合ハグ写真、意外な理由でネットを席巻

とあるブラジル人がFacebookに載せた、地下鉄ホームでハグする女性同士の写真がネットを席巻しています。写真に添えられた、「こんなものを子どもが毎日目にしたら……」などと憂える長文キャプションのオチがあまりにも秀逸すぎるんです。

「真実の愛がいつも『王子様』がらみとは限りません」ブラジルの小学校教師、アナ雪題材の授業で話題に

ブラジルの小学校教師、サンドラ・Pさん(仮名)が、おとぎ話を素材にしてジェンダーや同性愛に関する授業をおこない、話題となっています。授業に使われたのは『アナと雪の女王』、『眠れる森の美女』、『マレフィセント』など。

ゲイ男性と結婚した中国人女性の90%は家庭内暴力を受けている(中国研究)

中国の研究で、同国でゲイ男性と結婚した女性の90%以上が夫から家庭内暴力を受けており、にもかかわらず離婚するのは約30%程度だという結果が得られたそうです。

英カジュアルブランド、レズビアン&ゲイ・ファミリーを広告に起用

英国のカジュアル路線の衣料小売りブランド「マタラン」(Matalan)が、新しいキャンペーンの広告にレズビアン・ファミリーやゲイ・ファミリーを登場させ、話題を呼んでいます。

ヒラリー大統領戦CMのレズビアンカップルはこの人たちでした

先日の記事にも昨日追記したばっかりなんですが、ヒラリー・クリントンの大統領戦CM、実はゲイカップルだけじゃなくレズビアンカップルも一瞬出てたんですね。BuzzFeedがこの2人に取材して、興味深い記事を書いています。

「家族と投票を」アイルランドのLGBT団体、国民投票への参加を呼びかけるハートウォーミングCMをリリース

性別を問わない結婚の是非を問う国民投票を2015年5月22日に控えたアイルランドで、同国のLGBT団体BeLonG To Youth Services が、「家族と一緒に投票を」と呼びかけるハートウォーミングなCMをリリースしました。

ウサギの着ぐるみでくんずほぐれつ。レズビアンのセックスレスを描くコメディ動画が秀逸

カナダ発のショートフィルム、Stop Calling Me Honey Bunnyがめちゃめちゃおもしろいです。セックスレスと戦うレズビアンカップルが主役のコメディで、ウサギの着ぐるみを使うというアイディアが秀逸。

「LGBTが何なのか、日本人は知らなさすぎる」写真家レスリー・キー語る

日本のLGBTなどセクシュアル・マイノリティのポートレートを撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」が始まりました。プロジェクト#001で92組111人の姿を撮り下ろした写真家、レスリー・キー氏の談話を、ハフポストが紹介しています。

『モータルコンバット』にシリーズ初のゲイキャラ登場

2015年4月14日発売のゲーム『モータルコンバットX(エックス)』に、シリーズ初のゲイキャラが登場しているそうです。しかも、「超格好いい」("badass")やつが。

「ポケモンは子どもをゲイにする」 米キリスト教会が主張

米国アトランタのメガチャーチ(巨大教会)「クレド・ダラー・ミニストリー」が、ポケモンは1985年から1990年代にかけてティーンエイジャーを性的に「逸脱させ」、同性愛を「選ばせた」と主張しています。

ヒラリー大統領選キャンペーン動画がロシアで「18歳以上向け」に 原因はゲイカップル(追記あり)

米大統領選出場を表明したヒラリー・クリントンが2015年4月12日に公開したキャンペーン動画が、ロシアのTV局で「18歳以上」のレイティングにされてしまったそうです。原因は、動画内にゲイカップルが登場するから。

『<同性愛嫌悪(ホモフォビア)>を知る事典』(ルイ=ジョルジュ・タン[編]、金城克哉[監修]、齊藤笑美子+山本規雄[訳]、明石書店)』感想

驚異的な情報量を誇る、同性愛の歴史事典。世界各地のホモフォビアをめぐる諸相を、豊富な資料をもとに読みやすくまとめあげた1冊です。調べ事に使うもよし、1種のコラム集として楽しむもよし。日本についての項目の洞察の深さには、思わず舌を巻きました。

『図解雑学 ジェンダー』(加藤秀一・石田仁・海老原暁子、ナツメ社)感想

性別、ジェンダー、性的マイノリティ等について網羅的かつ明瞭に解説する本。図表やイラストのわかりやすさは、塾や学校の板書授業のお手本にしたいほど。見開き2ページでワンテーマが完結するため読みやすく、中高生から大人まであらゆる人におすすめ。

『同性愛と異性愛』(風間孝&河口和也、岩波新書)感想

エイズ・パニック、府中青年の家宿泊拒否事件、新木場事件などを題材に、日本社会における同性愛をめぐる状況についてまとめた良書。世界と日本のホモフォビアの歴史を振り返り、日本は同性愛に「寛容」との俗説に一石を投じる部分も必読。

『LGBTQってなに? セクシュアル・マイノリティのためのハンドブック』(ケリー・ヒューゲル[著]、上田勢子[訳]、明石書店)感想

10代のLGBTQ(Qは『クエスチョニング』、つまり迷っている人のこと)が日常の中で出くわす困難を切り抜けるためのサバイバルガイド。米国発のセルフヘルプ本だけあって、情報が詳しくて実践的。一問一答式の説明が特にわかりやすく、便利です。

『LGBTってなんだろう? からだの性・こころの性・好きになる性』(藥師実芳他著、合同出版)感想

性的マイノリティについての、明解かつ懇切丁寧な入門書。LGBTのみならず、LGBTのカテゴリーにあてはまらないセクマイについての記述も豊富。悩めるティーンや親・教師ほか、性的少数者についての知識と理解を深めたいあらゆる人に超おすすめです。