石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

サッカー女子米国代表アビー・ワンバックが引退表明

Abby Wambach (Amazing Athletes)

サッカー女子米国代表でオープンリー・レズビアンのアビー・ワンバック(Abby Wambach)選手が現役引退を表明しました。

詳細は以下。

米女子代表のワンバックが現役引退へ、輝かしいキャリアに終止符 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

上記リンク先より引用します。

【10月28日 AFP】サッカー女子米国代表のアビー・ワンバック(Abby Wambach)が27日、現役引退を表明し、約15年の現役生活に幕を下ろすことを決断した。

現在35歳のワンバックは、米国代表として通算252試合184得点の成績を残し、男女を通じて代表戦の歴代最多得点記録を持っている。

ワンバックの現役最終戦は、12月16日に予定されている中国代表との親善試合になる。

ワンバック選手が同性愛者であることは今では世界中が知っています(W杯優勝時の奥さんとのキスシーンも大々的に報道されましたし)が、考えてみると、彼女はこれまでメディアに向かってカミングアウトらしいカミングアウトをしたことはありません。このことについて、ESPNではこんな風に説明されていました。

2000年代の初めから、彼女は米国代表チームの仲間たちにセクシュアリティーを公表していた。チームメイトたちは気にしなかった。というのは、皆それまでに同性愛者の選手と共にプレイしたことがあったからだ。

Back in the early 2000s, she was open with her U.S. teammates about her sexuality. They were cool with it; they had all played with gay athletes before.

またL Style G Styleのインタビューでは、本人が「サッカーの世界では一度も恋愛関係について質問されたことがないが、あらゆる点でサッカーとはまったく関係のないことなので、それで当たり前だと思う」と話しています。米女子サッカー界、進んでるなあ。

思えば「非ヘテロであることをいちいち取り沙汰されず、本人の能力で正当に評価されて活躍する」というひとつの理想を、ワンバック選手を通じてずっと見せてもらってきた気がします。お疲れ様でした、ワンバック選手。たくさんのすばらしい試合を、そして希望をありがとう。