石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2010-06-19から1日間の記事一覧

『間違ったラノベの作り方』(松林悟、角川書店)感想

ライトノベル作家志望の女子高生「日向霧乃」が、キャラのモデルと決めた「安藤涼葉」、小説の師匠「バラ野マリア」ら共にすったもんだするというギャグ漫画です。百合部分はセクハラギャグが主体で、エロはあっても愛は薄口。ただし、ホモフォビアはほとん…

『ラブフリッカー』(竹宮ジン、一迅社)感想

4月に白泉社から『Girlish Sweetアタシノ彼女』 が出たばかりの竹宮ジンさんの新刊です。恋の歓喜の描写やホモフォビアへの切り返し方が鮮やかで、いいぞいいぞと思いながら読みました。1話ごとに主人公を交代させつつ、俯瞰すると全部のお話がつながってい…