石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

スウェーデンに「点字ポルノ」登場 レズビアン/ゲイ要素あり

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スウェーデンのアーティスト、Nina Lindeさんが、視覚障害者のためのポルノ本を製作しました。触れる絵に点字の説明を添えたもので、ゲイセックスもレズビアンセックスも出てくるよ!

詳細は以下。

Gay and lesbian ‘Braille porn’ for blind people now exists in Sweden · PinkNews

この本の英題は‘Occasionally Blind’(直訳すると『ときどき目が見えない』)といい、中身はこんな。

作品内にはゲイ/レズビアン/ヘテロの行為のほか、ボンデージや乱交なども登場するそうです。Linde氏がこの作品を創ったのは、「どんな人にも性的な刺激は必要なのに、視覚障害者用のポルノやエロティカはまったくないと気づいた」から。なお、スウェーデン視覚障害者連合のHakan Thomsson会長はこの作品を称賛し、「わたしたちにはセクシュアリティーがないと思っている人もいるようですが、違います。視覚障害者は他の人たちと同じぐらい性的なんです!」と語っているとのこと。

……思うんだけど、ひょっとしたら日本のエロ漫画を3Dプリントで「触れる絵本」みたいに加工して、点字翻訳したら世界中で売れるんじゃ……? もちろん、いかにも日本的な児童性虐待漫画のたぐいは法的または倫理的に不可だろうけど、内容を選べば需要はあるんじゃないかなあ。「クールジャパン」もかけ声ばかりですっかり行き詰まっているみたいだし、こういう方向に打開策を見い出してもいいんじゃないかとちょっと思ったりしました。日本の出版社にそこまでの体力が残っているかどうか、疑問ではありますが。