米国のシンガーソングライター/女優のヘイリー・キヨコが、2017年3月3日に新曲"SLEEPOVER"を発表しました。もちろんガール・オン・ガールの恋愛ものです。
ミュージックビデオはこちら。
タイトルの"SLEEPOVER"とは、友達の家でのお泊まりのこと。映像がこんなにラブラブなのに、なぜこんなに曲調が切ないのかは、歌詞の"Even when you're next to me / it's not the way I'm picturing"とか、"Sleeping here right next to me, but will you ever mess with me? No."などの部分を見れば一目瞭然でしょう。ラブラブな部分は主人公が心の中で切望していることであって、現実に起こっていることではないんです。
これって『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』S2E7でニッキーが言うところの「ハイスクールでレズビアンに起こること」の典型例ですよね。もっと言ってしまうと、性的指向が何であれ、親友を相手に報われない恋をしたことがある人ならばたいてい微苦笑とともに自らの原体験を重ね合わせることのできる曲&映像なのではないかと思います。ちなみに歌詞はYouTubeの説明欄や以下の動画で見ることができますので、ご興味がおありの方は、ぜひ。