石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×12 "House and Home"感想

322/365: 11/18/2013. Hat!
322/365: 11/18/2013. Hat! / peddhapati

米ABCファミリーの、レズビアン家庭が主役のホームドラマ『The Fosters』のシーズン1エピソード12です。


The Fosters 1x12 Promo House and Home Season ...

今回は更生用グループホームに送られたキャリーと、キャリーを案じて胸を痛める家族一同の動向が描かれます。キャリー役のマイア・ミッチェルの演技があいかわらず絶妙で、楽しく鑑賞しました。

エピソード12でもっとも目立っていたのは、ブランドンのダメダメさですね。この回でついにキャリーの家出の原因が一家に知れ渡るのですが、そこでの彼の態度がまるで「やばいと思ったが、性欲を押さえきれなかった」状態で、AfterEllenのコメント欄等で「おまえのせいでキャリーがあんな目に!」と非難ごうごうだった理由がよくわかりました。ブランドンときたら妙に開き直るわ、マリアナに失礼なことを言うわで、あれはちょっとないと思うわ。でも結局、大人びて見えても彼もまだまだコドモだったってことなんだろうなあ。ママたちの苦労がしのばれます。

ママと言えば、裁判所でステフがリーナのことを堂々と「わたしの妻」と呼ぶ場面があって、うれしかったです。シーズン1が始まったころにはまだ、お話の舞台であるカリフォルニア州では同性婚が認められていなかったことを思うと、余計にね。

お話全体としては相変わらず「ラーメン具材全部乗せ」のようなてんこ盛り状態で、トランスジェンダーのテーマも出てくるし、マリアナはまたいらんトラブルを抱え込むしで「この先処理しきれるんですかコレと」やや不安を感じたりも。でもまあ、シーズン1の最初から「盛りすぎ」と言われつつも破綻なく切り抜けてきたのがこのドラマだから、今後もなんとかしてくれるでしょう。

それはそうと、グループホームの所長を演じるロージー・オドネルが存在感たっぷりなところもよかったわ。ロージーってば家で子供たちと『The Fosters』を見ていてTwitterに「このドラマ大好き」(大意)と書き、それをきっかけに出演が決まったんだそうですね。レズビアン・ママを描くドラマにほんもののレズビアン・ママが出演しているわけで、時代も進んだものだと思います。