石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

米連邦裁判所もコロラド州の同性婚を支持

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2014年7月23日、米連邦裁判所判事が、コロラド州アダムス郡裁判所の「州による同性婚禁止は違憲」という判断を支持する判決を下しました。州は上訴の通知を出しており、この判決は8月25日まで停止となります。

詳細は以下。

BREAKING: Federal Judge Strikes Down Colo. Marriage Ban | Advocate.com

結論だけ先に言ってしまうと、他州同様「同性婚禁止は違憲と判決されるも、上訴によって判決の確定は停止され、事件は上級裁判所に移る」という、今米国中で起きているパターン通りになってます。ただ、州側が「合衆国最高裁がユタ州の同性婚裁判について判断するまで判決を保留に」と望む一方、レイモンド・P・ムーア判事は「巡廻控訴裁判所の判断が出る8月25日までの『一時保留』」としたようです。

ムーア判事はまた、ユタ州やオクラホマ州の同性婚裁判で原告が主張した、「結婚は基本的権利であり、同性婚を禁ずる法律はそれを侵害している」という分析を支持するとも表明。保守派にとっては分が悪い判決文となりました。米国の司法は、2013年の合衆国対ウィンザー裁判以降、これで27連続で同性婚を支持したことになります。