石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

NYCにLGBTQフレンドリーな理容室を! クラウドファンディング始まる

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性的マイノリティの人々が通常の理容室で不快な目に遭った話を聞いた理容師さんが、ニューヨーク・シティーにLGBTQフレンドリーな理容室を作るためのクラウドファンディングを始めました。目標額は2万5千ドル、2014年秋の出店を目指すそうです。

詳細は以下。

この理容師ケイン・カッツウェル(Khane Kutzwell)さんは自分自身がクィアで、2007年からブルックリンのアパートメントの一室で理容業を営んでいるとのこと。性的マイノリティの友人やお客さんから、他の店で変な目で見られたり、気まずい沈黙や不快な物言いを経験したという話を聞いて、誰でも安心して「クラシックな理容室体験」が楽しめる店を出そうと決意したのだそうです。

もちろん、現在のアパートメントのお店(Camera Ready Kutz, Inc.)でも性的マイノリティは歓迎されています。しかし、今のお店では予約客しか受けられないのがネックだとカッツウェルさんは言います。

「ただ歩いてきてうちのドアベルを鳴らすというわけにはいかないんですよ。それができるようにしたいんです」と彼女は言う。

“You can’t just walk up to my door and ring the bell. And I want to be able to do that,” she said.

それでクラウドファンディングで資金を集め、ニューヨーク・シティーのクラウンハイツに出店する計画を立てたんだそうです。単に店舗を構えるだけでなく、障害者や高齢者、その他何らかの事情で家から出られない人のための出張理髪サービスなども手がける予定だとのこと。

このお店、近くにあったら行きたいわ。だって美容院での会話、苦痛なんだもん。「今日はお休みなんですかー?」はまだいいとしても、「ご結婚は?」みたいな家庭の話になってくると、すごく困ります。正直に話してドン引きされるのも面倒臭いしね。あとやっぱり、超ショートにしたいときに「彼氏さんに何か言われないんですか」と心配されたり(彼氏じゃなくて彼女だしむしろ喜ばれるんですが)、ミョーに男目線を意識した仕上がりにされちゃったりするのもちょっと困る。カミングアウトしても誰も驚かないお店に気軽に立ち寄って気軽にザクザク切ってもらいたいわ、ほんと。こういうスタイルとか、試してみたいし。

しかしNYCみたいな大都会でさえLGBTQが髪を切るのに苦労しているとは驚きました。もっとゲイの美容師さんとかがたくさんいて、ゲイフレンドリーなお店が多いんじゃないかと勝手に想像してたんだけど、意外とそうでもないんでしょうか。プロジェクトがうまく行って、安心して髪を切れる人が増えるといいですね。