石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

韓国・ソウル大学でレズビアン学生会長誕生

University of Seoul, South Korea
University of Seoul, South Korea / Jirka Matousek

2015年11月19日、韓国のソウル大学で、オープンリー・レズビアンのキム・ボミ(김보미)さん(23)が第58代総学生会長に選ばれました。性的マイノリティーであることを公表している生徒が同大学の総学生会長となるのは、これが初とのこと。

詳細は以下。

Lesbian elected student president of the South Korea's top university - Gay Star News

キムさんは単独候補として総学生会長選挙に出場し、11月5日、校内の懇談会で同性愛者としてカミングアウトしていました。そのときのスピーチの一部を、NEWSISからGoogle翻訳して以下に引用します。

キム氏は「懸命に生きる平凡な人々が苦しんでいない、「正常性」という枠に自分を無理に合わせなくても、世界であってほしい」とし「人々が付いている自分の姿そのままを肯定して愛して堂々と生きることができる世界であってほしい良いだろう。だから申し上げる」と述べた。

続いて、 "個人的契機としてカミングアウトをしながら、周辺の人々の変化を確認することができた。彼らと私一緒に自分たちの生活や視点が変わる経験をした本当に意味深い経験だった」とし「私の総学生会長として学校に呼び寄せたいの変化また、この経験と接している」と主張した。

김씨는 "열심히 사는 평범한 사람들이 괴로워하지 않는, '정상성'이라는 틀에 자신을 억지로 맞추지 않아도 되는 세상이었으면 좋겠다"며 "사람들이 가진 자신의 모습 그대로를 긍정하고 사랑하며 당당하게 살 수 있는 세상이었으면 좋겠다. 그래서 말씀드린다"고 말했다.

이어 "개인적 계기로 커밍아웃을 하면서 주변 사람들의 변화를 확인할 수 있었다. 그들과 저는 함께 자신의 삶과 관점이 바뀌는 경험을 했고 정말 뜻 깊은 경험이었다"며 "제가 총학생회장으로서 학교에 불러오고 싶은 변화 또한 이 경험과 맞닿아있다"고 주장했다.

Gay Star Newsが報じていますが、このときのキムさんのスピーチ全文は学生新聞のWebサイトに掲載され、あまりにアクセスが集中しすぎてサーバが落ちたんですよ。自分はアクセスがおさまってからその全文を(Google翻訳を通して)読んだのですが、説得力のあるとても良いスピーチだったと記憶しています。

なおYonhap News Agencyによれば、総学生会長選挙の投票率は 53.5パーセントだったとのこと。キム氏は86.8パーセントの賛成票を得て当選し、12月1日から総学生会長の任に就くそうです。

ちょっと前、韓国では「同性愛は社会に受け入れられるべき」とする人の率が2007年から2013年にかけて倍増した(18%から39%にアップ)という報道があったんですよね。これはこのとき調査された39ヵ国の中でもっとも大きな伸び率でした。同国で他に特徴的だったのは、18歳から29歳の世代では71%もの人が社会は同性愛を受け入れるべきだと答えたということ。今大学にいるのはまさにこうした若い世代なわけで、キムさんのカミングアウトが当選の支障とならなかったことにはこのような背景もあるのでは。

KoreaTimesが学生たちの声を紹介していました。

「キム、当選おめでとう。彼女は障害者やLGBTsを含むマイノリティーたちのためにたくさんのことをしてくれるでしょう」と、生物学部の学生Kwon Dong-anは話した。

大学院生のJeong Dong-juもまたキムを歓迎した。「学生たちの決定をとても誇りに思っています」。

"I congratulate our new president, Kim. She will do many things, especially for minorities, including the disabled and LGBTs," said Kwon Dong-an, a biology student.

Graduate Jeong Dong-ju also hailed Kim. "I am very proud of the students' decision," Jeong said.