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石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

UFCにオープンリー・レズビアンのチャンピオン誕生 史上初

UFC公式試合用グローブ L

2016年7月9日に米国ラスベガスで開催された「UFC200」の女子バンタム級タイトルマッチで、挑戦者のアマンダ・ヌネス(Amanda Nunes)選手がミーシャ・テイト(Miesha Tate)選手を下し、史上初のオープンリー・レズビアンのUFCチャンピオンとなりました。

詳細は以下。

Rogers: Amanda Nunes becomes UFC's newest star as sport's first openly gay champion

ヌネス選手はブラジル出身で28歳。171cm61kgで、ブラジリアン柔術黒帯、柔道茶帯*1。UFC女子ストロー級ファイターのニーナ・アンサロフ(Nina Ansaroff)選手と4年前から交際中だそうです。7月9日のタイトルマッチでは、3分18秒でテイト選手からタップを奪いました。

チャンピオンベルトを巻くヌネス選手の姿をどうぞ。

こちらはアンサロフ選手とのツーショットかな?

同性愛者としてカミングアウトしているUFCファイターには、ヌネス選手やアンサロフ選手の他、リズ・カムーシェ(Liz Carmouche)選手やジェシカ・アントラージ(Jessica Andrade)選手などがいます。UFCのバイスプレジデントのデイヴ・ショラー(Dave Sholler)氏は、今回のヌネス選手の勝利に関して、「同性愛者であることを公表しているチャンピオンを持つことは、このスポーツがどこまで来たかということを示している」と語っているそうです。

とは言え、USA TodayによればUFCではライバルを罵るためにホモフォビックな言葉を使うという行為がいまだになくなっていないそうなので、UFCイコールゲイフレンドリーだとまでとらえるのはいささか時期尚早なようです。それでもなお、カミングアウトしている同性愛者が排除されないどころかチャンピオンにまでなれるということは、大きな朗報だと思います。

前述のアンサロフ選手がすごくいいことを言っているので、最後に引用しておきます。

「これは大きなことです」と、パートナーの勝利直後、UFCストロー級で6勝5敗の戦績を持つアンサロフ選手はUSA TODAYに語った。「わたしたちにとって、あるいは、わたしたちが同性愛者のカップルとして認知されようと努力しているという事実にとって大きなことだと言ってるんじゃありませんよ。あるがままの人類にとって大きなことだという意味です。どんな人も同じ人間なのですから、(同性愛者は)あなたの隣人かもしれないし、次のUFCチャンピオンかもしれません。すべての人を平等に扱うべきです」

“It is huge,” Ansaroff, a UFC strawweight with a 6-5 record, told USA TODAY Sports minutes after her partner’s triumph. “Not so much for us or the fact we are rying to get recognition as a gay couple, but for the human race as it is. People are people. They could be your neighbor, or your next UFC champion. Treat everybody the same.”