石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

Netflixで見られる、LGBTQ+キャラのいるTVドラマベスト9(by Pinknews)

Netflix

英国のニュースサイトPinknewsが、Netflixで見られるTVドラマの中から、LGBTQ+キャラの登場するドラマのベスト9を選んでいます。うち8本は日本のNetflixでも視聴可能(2017年3月現在)な作品です。

詳細は以下。

These are the best TV shows on Netflix with LGBTQ+ characters · PinkNews

上記リンク先で選ばれている9作品をリスト化すると、こうです。

  1. 『オーファン・ブラック』
  2. "Brooklyn Nine-Nine"(※現時点では日本未配信)
  3. 『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
  4. 『クレイジー・エックス・ガールフレンド』
  5. 『リバーデイル』
  6. 『殺人を無罪にする方法』
  7. 『シッツ$クリーク』
  8. 『アンブレイカブル・キミー・シュミット』
  9. 『Archer』

日本で見られる8作品のうち『リバーデイル』、『シッツ$クリーク』、『Archer』以外はひととおり見てますが、確かにどれも面白かったです。『オーファン・ブラック』でタチアナ・マズラニー演じるレズビアンキャラ・コシマは世界中のレズビアンのティーンエイジャーたちを力づけていますし、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』では、レズビアンのみならずトランスジェンダーのストーリーラインも綿密に作りこまれています。ハチャメチャなコメディ『クレイジー・エックス・ガールフレンド』では主人公の上司ダリルがだんだん男性への気持ちに目覚めていくプロセスが楽しく、『アンブレイカブル・キミー・シュミット』は、ゲイの売れない役者タイタスの歌とギャグがひたすらファビュラス。

ただね、おじいさん同士のラブラブゲイカップル描写が光る『グレイス&フランキー』や、ゲイもトランスもパンセクシュアルな関係も出てくる『センス8』や、キューバ系米国人家族(15歳の長女がレズビアン)が主役の傑作シットコム『ワンデイ 家族のうた』が選ばれていないところは納得いきませんよあたしは! 豪コメディ『プリーズ・ライク・ミー』だって独特の味わいが面白いのよ!……とは言っても、LGBTQ+キャラが出てくる良質なドラマがこうやって文句が言えるほどたくさんあるだけでありがたいので、結局「ま、いっか」とも思ってしまうんですけどね。少し前まで性的マイノリティのキャラの出てくるドラマも映画も今よりずっと少なく、情報もなくて、己の勘とゲイダーだけを頼りにレンタルDVD店で一生懸命作品を探していたことを思えば、今はまるで天国のようです。ネット配信ならば個別のデバイスで見られますし、セクシュアリティのことで悩んでいる中高生などがスマホ等を使ってこういうドラマを楽しんでくれてるといいなと思います。