石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

Netflix、『サイテー! ハイスクール』をS1で打ち切りに

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Netflixがオリジナルドラマ『サイテー! ハイスクール』(感想)を、S1を最後に打ち切りにすると発表しました。

詳細は以下。

'Everything Sucks' Canceled at Netflix (Exclusive) | Hollywood Reporter

『サイテー! ハイスクール』(原題:Everything Sucks)は、1996年の米国オレゴン州を舞台に描かれる青春コメディ。レズビアンのメインキャラ、ケイト(ペイトン・ケネディ)のキュンキュンするような恋模様が、あの時代がまさに青春時代だったクィア女性からも、それよりもっと若い世代からも多大な支持を受けていました。英語圏のソーシャルメディアでは、「ケイトはわたしだ」「ようやく自分が共感できるレズビアンドラマが出てきた」という声をたくさん見かけたし、そういう意味でとても貴重な作品だったと思うんです。なのに、打ち切りかー……。

まだ回収されていない伏線がたくさんあるところも、すごくもったいないと思います。たとえば主人公ルーク(ジャヒ・ウィンストン)の名前が暗示している、父子の物語の要素とかね。自信過剰な演劇少年オリヴァー(イライジャ・スティーヴンソン)の行方と、S1最終回のタイラー(クイン・リーブリング)の行動のつながりも気になるし、それにだいたい、ケイトからお父さんへのカミングアウトもこれからというところだったじゃないですか。たぶんこれ全部、S2で描く予定だったんだろうになー。せめて『Sense8』みたいに、完結編を作ってくれないかなあ。

今からでもシーズン1を見てみようと思われた方のために、先日シーズン1の感想にも書いたおすすめシーン(レズビアン・ロマンス的な意味で)のリストを以下に再掲しておきます。どれも、前後の文脈を知らずにいきなり見てもドキドキできるぐらいみずみずしくキュートなシーンです。もうこのふたりのこんな光景が見られないのかと思うと悲しいです。

  1. 試着室(S1Ep5)
  2. モーテルのベッド(S1Ep8)
  3. 階段(S1Ep9)
  4. ステージ(S1Ep10)

おまけ

ケイト役のペイトン・ケネディからのメッセージ。