石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2010-07-17から1日間の記事一覧

『ひなぎく純真女学園(3)』(ふくやまけいこ、徳間書店)感想

セレブ女子高生「樫宮アミ」から清貧メガネっ娘「木成ユイ」への想いを綴る4コマコメディ最終巻。百合として読むには正直失速感のある終わり方でした。お話の流れに「成長=異性愛の受容」という気配が漂うところにも首をかしげざるを得ません。

『蓬莱ガールズ(2)』(山田瑯、講談社)感想

お嬢様とゾンビ少女の冒険譚、第2巻。驚くなかれ、早くも最終巻です。あわただしい話のたたみ方を見るに打ち切りだったようで、かえすがえすも残念に思います。「少女と少女のバディ物」兼、ロードムービーならぬ「ロード漫画」として、期待してたのになあ。