石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2011-01-01から1年間の記事一覧

『野ばらの森の乙女たち(1)』(白沢まりも、講談社)感想

なんと「なかよし」連載の百合漫画という異色作。ストーリーは、お嬢様学校に入った主人公が、憧れの先輩の女のコ相手のキスシーンを目撃してしまい、それをきっかけに百合な初恋に踏み込んでいくというもの。とても面白かったです。

『はやて×ブレード ウルトラドラマCD いちばん星! 絶叫つめあわせ!』感想

オリジナルエピソード3種と、原作名場面をアソートした「天地学園・おもいでモロモロ」が収録されたドラマCDです。『はやて×ブレード』らしい、パワフルで軽快な1枚でした。収録作は「はやてと綾那の夜回り隊」「順と夕歩の真夜中探偵」など。

『オハナホロホロ(2)』(鳥野しの、祥伝社)感想

昔彼女同士だった摩耶とみちる、みちるの連れ子ゆうた、階下の男性ニコのおりなす同居物語、第2巻。今回は男の影がさしまくりで、セクマイ色が急激にダウンしてます。♀♀要素はもはや皆無に近いかと。1巻のあのエロティシズムはどこいっちゃったの?

『Candy boy(2)』(峠比呂[画]/DRN/2008CP[原作]、メディアファクトリー)感想

雪乃(ユキ)と奏(カナ)の双子姉妹百合、完結編。本編では進学を控えたふたりのすれ違いと和解が、そしてサイドストーリー「Candyboy 〜 Young girls fall in love!」では一茶子と咲夜の恋の行方が描かれます。どちらのお話もキャラたちは可愛く、それぞれ…

『ピュア百合アンソロジー ひらり、 Vol.3』(新書館)感想

基本的にカプは10代学生同士・行為はキスどまりという無難路線ながらも、安定した質を誇る1冊でした。特によかったのは表情がすばらしい「かわいいひと」(前田とも)、巧みな構成の「購買のプロキオン」(ふかさくえみ)、オチがぐっとくる「図書室の姫ちゃ…